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夏に手の甲に出来る湿疹は何?ぶつぶつとかゆみは薬と日焼け対策で回復を

      2018/05/01

春先から夏にかけてお天気の良い日に外で過ごしたら手の甲に発疹が!

初めての人はブツブツした赤くて小さな水泡と何とも言えないかゆみに驚きかもしれませんが、それは太陽にあたったたことによるアレルギー反応かもしれません。

そこでこちらではそのぶつぶつカイカイの原因と治療や対処法、またならないための対策などを日光湿疹歴30年の管理人の体験も織り交ぜながらご紹介します。

 

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夏になると手の甲に出来る湿疹の正体は?

まず手の甲に出来る湿疹と言っても色々あるので、素人目ではなにが原因かは正直よくわかりません。

ただ特に女性の場合、春から夏にかけての紫外線の強い時期に外で長く日に当たっていた場合は日光湿疹(日光皮膚炎)である可能性が高いです。

 

日光湿疹(日光皮膚炎)とは?

ただの炎症反応によるものなら肌が赤くなるだけですが、日光湿疹は赤くなるだけではなく湿疹やかゆみなどの症状が見られるのが特徴。

細かく言うといくつかのタイプがありますが、いずれも肌が日光に敏感に反応して起こるもので皮膚科ではざっくりとまとめて「日光湿疹」と言われることが多いです。

 

日光湿疹の主な症状

日光湿疹は主にこんな症状がでます。

  • 小さく赤い水泡(ぶつぶつ)ができる
  • 肌が全体的に赤く腫れあがる
  • とにかくかゆい!

症状は個人差があるのですべての症状が当てはまる人もいれば、どれか1つだけという人もいます。
またひどくなると水泡が1つの塊のような水ぶくれみたいになったり、火傷の後みたいに肌がつっぱってガサガサになり粉を吹いたようになったりすることもあります。

 

管理人の日光湿疹と戦った30年体験記

今でこそ日光湿疹ということがわかったのでそれなりの対処をしていますが、ここまで来るまでには色んな苦労がありました。

まずいくつかの皮膚科に行くも全然違うアレルギーと言われ続けたこと。

日光湿疹とわかるまでに言われたアレルギー

●革アレルギー
ソフトボールをしていたため。でも右手もブツブツはできるしソフトをやめても改善されなかった。

●主婦性湿疹
水仕事での洗剤やお湯などで皮脂や角質が落ちてしまって皮膚が過剰に反応したり、刺激物が入りやすくなるから。
そう言われたので家事はすべてゴム手袋をしてやったが改善されず。

●食品アレルギー
症状が出ているのは手の甲だけ。それ以外の場所に出ていなかったんですが…。

●カビによる湿疹
カビによる手の湿疹って手の甲じゃなく、手のひらなどが多いようなんですけど…。

正直日光湿疹ってわからなかったからずっと的外れな治療をしていたみたいです。

 

確かに原因がわからないことには正しい治療もできないので、まずは検査をして原因をはっきりさせて治療をすすめるのがおすすめです。

日光湿疹の検査は大きな病院やアレルギー科や皮膚科などに行って光線過敏症テストを受ければすぐにわかります。

 

ちなみに管理人の住む田舎の皮膚科ではそんな検査ができないからか?はたまた私が検査してくださいって言わなかったからか?理由はわかりませんが一切検査の話はなかったです。

正直もっと早くわかっていたら自分でも気をつけることができたのに…って思いました。^^;

 

日光湿疹になって困ったこと

日光湿疹になると手の甲が赤く全体的に腫れあがるだけじゃなく手の甲全体に赤いブツブツが広がり、特に酷くなった時の見た目はかなり気持ち悪い!

まだ学生時代は良かったんですが、接客業をしていたのでお客様の前に手を出す時は本当に困りました。

 

そこであまりにヒドイ時はこんな風に乗り切りました。

【対処法1】包帯グルグル作戦
病院でもらったステロイド軟膏を塗って包帯をしたり、大きな絆創膏を貼る。さすがに両手に包帯グルグルじゃ、お客様にひかれちゃうので片方だけですが、それでも目に触れる部分は減りますからね。

【対処法2】手のひら案内作戦
商品説明をする際は手のひらを上にする。パンフレットで説明をする時は手の甲を隠すため、手のひらを上にして説明する部分を示したんですが実はこの方が上品に見えるのでマナー的にもいいんだそうですよ。

 

あと身近な人には日光湿疹だということを説明しておいた方がいいですね。

何だかわからないと心配もされるし、中にはうつったら嫌だなって思っている人がいるかもしれないですからね。

ちなみに管理人の周りの人達は「またなっちゃったね」と温かく見守りつつ「紫外線が強い時期になったってことね」とブツブツが紫外線バロメーターになってました。(笑)

 

 

手の甲のぶつぶつやかゆみに効く薬

日光湿疹は4-5日放っておけば自然と治ってしまう場合もありますが、かきむしってしまうとその症状がさらに広がったり悪化することも。

そこでブツブツができてしまった時の対処法をご紹介しましょう。

 
 

今すぐ何とかしたい時の一時的対処療法

とにかく手の甲が赤くなって腫れてとにかくかゆいいのをどうにかしたい時はとにかく患部を冷やしましょう。

 

冷やすのは氷などでも良いですが、よくケーキを買った時などについている保冷剤がおすすめ。

水も垂れないし、ちょうど手にピッタリの大きさなのでハンカチやガーゼで包んでギュッと押し付けるだけでかゆみがなくなります。

 

ただその保冷剤を外すとすぐのまたかゆみが出てしまうので、とにかくこのかゆみを今だけどうにかしたい!という時の一時しのぎの対処法です。

 

 

病院で処方されたステロイド軟膏

冷やしても全然変わらないなら病院でステロイド系の薬を処方してもらうといいでしょう。

 

ちなみに管理人がこの症状で皮膚科に行った時にもらった薬は2種類

●マイザー軟膏(湿疹・皮膚炎の薬として)
●ジフラール軟膏(日光皮膚炎での処方)

どちらも合成副腎皮質ホルモン剤という抗炎症作用や抗アレルギー作用があって腫れやかゆみなどの症状を和らげてくれるものなんだそうです。

 

注意こちらは非常に強いステロイド剤のため、病院での処方箋がないと入手は困難です。

 

ステロイド軟膏は市販されてる?

症状は早く改善したいけど、なかなか病院に行く時間はないということもありますよね。

そいうい場合は薬局やドラッグストアに行けばステロイド系の軟膏は手に入ります。

 

ただステロイド軟膏は種類がたくさんあって特にかゆみに効くものもあれば炎症に効くものもあったり、作用も強いものから弱いものまでとその特徴もさまざま。

またステロイド以外の成分も配合されているので慎重に選ぶことが大切です。

 

注意市販薬は商品の特徴や効能によってきちんと選ぶことが大事!薬局やドラッグストアでは薬剤師さんに相談して購入しましょう。

 

ステロイドを塗って日に当たるとシミの原因となってしまうことも!薬を塗った後はしっかりと日光が当たらないように注意しましょう。

 

 

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手の甲の日焼けから守る効果的な対策

日光湿疹にならないためにはやはり日に当たらないようにすることが一番大事!

だからまずは朝の早い時間から日焼け止めをしっかりと塗り、外出する時は日除けアイテムも併用しましょう。

 

1:UVカット付きのアームカバー

二の腕まである長いものや手の甲まで隠れるものがベスト。

あとできるだけたるみがなく腕にフィットするタイプの方がズレないのでつけていて楽チンです。

 

2:UVカット効果のある薄手の長袖や上着

これも七分ではなく手首か手の甲まで隠れるタイプがベスト。

また最近では紫外線からお肌を守るUVカット繊維を使用した羽織り物もリーズナブルな価格でありますね。

 

 

3:日傘をさす

どうせ買うなら完全遮光タイプが断然おすすめ。

普段車生活なら長傘タイプがいいけど、そうでないなら晴雨兼用かつ折り畳み傘がとっても便利です。

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もちろん私は3つとも持っています^^

しかもこういった紫外線対策アイテムは半袖で日焼け止めを塗るより直接日に当たらない分、かなり涼しく感じるし完全遮光の日傘の下は体感温度がグッと下がるので暑さ対策にもなって快適に過ごせますよ。

 

 

夏に手の甲に出来る湿疹のまとめ

ちなみに日光湿疹歴30年の管理人が感じているのは「日に当たらないようにする」というより「紫外線に当たらないようにする」ことが大事だということ。

 

特に紫外線が一番多い5月から7月は直接日にあたらなくても日光湿疹が出てしまうこともあるので、早い時期からしっかりと対策しましょう。

また手に出来る湿疹は本当にたくさん種類があるのでまずは冷やしてみること。

そして症状が改善しないのであればひどくならないように一度は病院に行って適切な判断と処置をしてもらってくださいね。

 

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