のんびりスローな毎日を

日々の暮らしのちょっと気になることをあれこれまとめてみました【本サイトはアフィリエイト広告を利用しています】

水いぼの治療で皮膚科へ!プールは禁止?子供にできる予防法

      2017/02/13

膝の裏や脇の下にポツっとできた水泡。気にしながらもしばらく放っておいたら段々と増えてきた!

もしかしたらそれは水いぼ(伝染性軟属腫)かもしれませんよ。

そこでこちらでは5歳の娘が水いぼになった時の病院で言われた治療法をご紹介。またプールはどうするべきか、ならないためにはどうしたらいいのかなどもまとめてみました。

 

スポンサーリンク

水いぼの治療を皮膚科で相談!

なんとなく膝の裏に小さな水泡が3-4個あるのはわかってましたが、特に大きくなるわけでも痒がるわけでも増えるわけでもないのでしばらくは放っておいたんです。

ただちょっと気になっていたので小児科に行った時、それとなく先生に聞いてそれが水いぼ(伝染性軟属腫)であるということを始めて知りました。

すると「じゃあとっちゃおう」と言われいきなりピンセットで取られちゃったんです!

血が結構出たし本人もかなり痛かったようで終わっても泣き止まず…すっかりトラウマになってしまいました。

 

が…また2カ月ほど経った頃、突然水泡の数が増えだし、その中の2個くらいが今にも潰れそうな感じになってきたので今度は皮膚科に行きました。

皮膚科の先生も慣れたもので即「水いぼだね」と言って紙を渡されました。

 

病院でできる水いぼの治療方法

渡された紙には水いぼの説明と、2つの治療法が書いてありました。

 

治療法1 自然治癒

水いぼのウィルスは免疫ができれば自然と治るので放っておくと言う方法。

免疫が成立するまでの間は個人差があり早ければ3カ月、遅いと3年で、結局はこの免疫がつかないと完治はしないとのことです。

 

◇メリット
痛みを感じることがない
お金もかからない

◆デメリット
完治するまでに時間がかかり、いつ治るかもわからない
免疫がつくまでに増えたり大きくなったりする可能性がある

 

治療法2 水イボを取る

麻酔シールを貼ったあとに水いぼ専用のピンセットで取り除く方法

ちなみにこの麻酔シールでは完全に痛みがなくなる訳ではなく、麻酔をしない時と比べて痛みが30%くらいになるものとのことでした。

ただこの皮膚科では約9割の人がこちらを選択していると言われました。

 

◇メリット
完全に取りきってしまえば一度で治る

◆デメリット
麻酔シールをしても痛みはある
免疫ができなくなるために再発する可能性もある
1回に麻酔シール1枚分だけしか取れないので何度かに分けてする場合もある

 

ちなみに管理人が行った皮膚科では治療法はこの2つだけでしたが、色々調べてみたら病院によってはもっと他の方法もあるようです。

 

治療法3 硝酸銀を塗る

硝酸銀のペーストを塗って炎症反応を起こして焼くという方法。
しばらくするとペーストを塗った患部は黒く乾いたカサブタのような状態になり、2週間ほどでとれます。

 

◇メリット
痛みがない

◆デメリット
週一ペースで3-4回通院しなくてはならない
1-2カ月すれば治るが色素沈着して茶色いシミが出来ることがある

 

治療法4 液体窒素をあてる

綿棒のようなものに液体窒素をつけて患部に当ててとるという方法。

 

◇メリット
表皮の一番奥にある層にあるいぼの芯を徐々に上へ押し上げて根本原因を絶つことができる

◆デメリット
一度ではすべて取り除けないため何度かの通院が必要になる
痛みを伴う上に水ぶくれや内出血となることもある(子供にはあまり向いていないという意見もあり)

 

水いぼの治療法はどの方法も一長一短あるのでどれがいいとは一概に言えません。だからどの方法を選ぶかはお母さん次第なんです。

 

ちなみに水いぼに直接効く飲み薬や塗る薬はないと言われ、お医者さんにはそのままにしておきますか?それとも取りますか?と即決を迫られました。

確かに保育園にも行ってるからお友達にうつしても悪いし、そろそろプールも始まるから取った方が良い気はするけど、取る時また痛いのはかわいかわいそうだし、免疫が付いたら治るならその方がいいし…と色々と考えてしまってなかなか考えがまとまらず…。

でも結局潰れてウミがでそうなものもあったので麻酔シールをもらい、後日取ってもらうことにしました。

 

麻酔シールの貼り方とその効果

この時もらったのはペンレステープというもので、大きさは1枚3cm×5cmでした。

ちなみに麻酔性ショックの可能性があるので1回にできるのはこのテープ1枚分なので15箇所だけということになります。

1.テープを1cm角に切る
2.水いぼを油性マジックで丸く囲んで印をつける
3.麻酔シールを貼る
4.病院に行って受付をしてシールを貼った時間を伝える(麻酔の効果は60~120分)
5.先生にピンセットで取ってもらう

 

これで痛みは3割くらいに減ると聞きましたが、実際には小児科でのトラウマで数人の看護師さん達に押さえつけられたせいか、やっぱり痛かったのか大泣き。

そしてそのせいかいくつか取り損なっていたし、また新しくできてしまったのでもう一度取ることに(;´д`)

ただ娘は「皮膚科ならいい」とのことだったので、やっぱり麻酔テープは痛みを軽減してくれるもののようです。

 

水いぼになるとプールは禁止?

スイミングにも行っていたし、保育園のプールもそろそろ始まるので水いぼだとプールは入れないかを皮膚科の先生に聞いてみました。

皮膚科先生の見解
●水いぼは接触感染だから水の中ではうつらない。
●よくプールはだめということろがあるけどそれは間違い。

 

確かに日本臨床皮膚科医会でも平成27年7月にこちらの「皮膚の学校感染症とプールに関する統一見解」が報告されています。

伝染性軟属腫(みずいぼ)
プールの水ではうつりませんので、プールに入っても構いません。ただし、タオル、浮輪、ビート板などを介してうつることがありますから、これらを共用することはできるだけ避けて下さい。プールの後はシャワーで肌をきれいに洗いましょう。

日本臨床皮膚科医会ホームページより引用

ただ保育園とスイミングに聞いてみたところ、どちらも水イボがあったらプールはご遠慮くださいとのことでした。

 

確かに水イボは人にうつしてしまう可能性もあるので1個でもできていたらプールはダメというお医者さんもいますから、基本的に水イボがあったらダメという場所では入らないのがマナー。

ただ周りのママ達の話を聞いてみるといかにも潰れそうなものや、あちこちに何個も水いぼがある場合は絶対にやめるべきだけど1-2個の潰せそうにない小さなものまではどうなの?ということで実際には程度問題という意見が多数でした。(あくまで周りの意見です)


スポンサーリンク

子供にできる水いぼの予防法

本当は免疫ができて自然に治るのを待つのが理想だけど、現実的には保育園やスイミングに行っているから水泡が大きくなってきてしまった場合はピンセットでとるしかないのかもしれません。

でも水泡を潰すなんて大人だって痛くて嫌だし、血だらけになって泣き叫ぶ子供の姿を見ると心が痛みますからできる限りに予防も心がけてあげたいですよね。

 

自宅で出来る簡単な水イボ予防法

そこでお家で簡単にできる水イボの予防法を試してみるのもおすすめです。

 

1.ヨクイニンの漢方を飲む

これはお医者さんにすすめられたのですが、ヨクイニンをいう成分が水いぼに効果があるとのことでヨクイニンエキス散「コタロー」という漢方を処方してもらって、30日間朝晩の2回飲み続けました。

管理人は病院でもらいましたが、薬局や通販でも手軽に手にはいります。ただ漢方なのでちょっと苦い感じがするのでアイスなどに混ぜてあげましょう。

注意2歳以下の場合は服用不可となっています。

 

2.はとむぎ茶を飲む

はとむぎ茶にも水いぼに効果的とされるヨクイニンが含まれています。

しかもタンパク質や食物繊維も豊富な上に、ノンカフェインなので安心して子供に飲ませることができるので普段のお茶代わりとして飲ませちゃいましょう。

 

3.蒸留木酢液風呂

木酢液の主成分の酢酸という成分には、除菌・炎症を抑える・かゆみを止めるなどの効果があり水いぼに効果的と言われています。

この木酢液をお風呂に入れて浸かるだけです。

ちなみに色んな種類がありますが子供の肌に触れるものだから不純物を取り除いた「蒸留木酢液」が安心ですね。

 

しかも木酢液はアトピー性皮膚炎や乾燥肌やあせもなどのさまざまな肌トラブルにも効果が期待できるし、ついでにママのお肌までツルツルになっちゃうかもしれませんよ。

これらの予防法を実践したおかげか免疫ができたせいか、去年皮膚科で水いぼをとってもらった後から水イボはできていません!

今年のプールは大丈夫そうです(*^▽^*)/

 

まとめ

水いぼはまったくできない子もいるし、体中にできる子もいてかなり個人差があります。

そしてできた時の対応も聞くところによって違うので正直どうしたらいいかは迷うところです。

管理人もできれば娘に痛い思いをさせたくないという理由で予防策をとりながらしばらく様子を見てたけど、結局は大きくなって増えてしまいピンセットで取ってもらいました。

でもその決断が遅かったため保育園のプール開きには間に合わず、淋しい思いをさせてしまったのでこれならもっと早くに取っておけばよかったと後悔しました。(;_:)

どの治療法が一番良いかは環境によっても違うので、お子さんの生活や性格も考えながらベストな選択をして楽しい夏を過ごしてくださいね。

スポンサーリンク

 - 子育て ,