バジルの成長過程を全公開!肥料の種類や頻度と間引きのやり方まとめました
夏に簡単に育てられておいしく食べられるバジル。
バジルってほぼ放置で育つし、比較的すぐに芽が出るので家庭菜園初心者さんにおすすめのハーブなんです。
でも初めてだとどんな感じで育っていくのか、また大きくなったらどうしたらいいのかわからないこともありますよね。
そこでバジル栽培初心者の方向けにこちらをまとめてみました。
✔芽が出てから収穫出来るまでの成長過程と注意点
✔肥料の種類とあげるタイミング
✔バジルが教えてくれる終わりのサイン
ちょっとした育て方のコツを知って長く、たっぷりとバジルを楽しみましょう。
バジルをプランター栽培した成長記録~種まきから収穫まで~
まず我が家では種を撒いてから収穫できるようになるまで32日かかりました。
基本的にバジルは手がかからないけど、水やりと【間引き→摘芯→肥料】の繰り返しが大事。
そこで種を撒いてからバジルがどんな風に成長していくのかと、それぞれの成長ポイントでの注意点をあわせて紹介していきますね。
種まき後【3日目】バジルの芽が出てきた
まずバジルは種を撒いてから早くて2-3日、遅くても1週間で発芽します。
暖かくなると種まきをしてから成長するまでのスピードがグッと早くるのであっという間に双葉がお目見え^^
ここで発芽するとあまりに多すぎるので元気で形のいい双葉だけを残して間引いていきます。
注意バジルは暑いのが大好きですが一日中日に当てていると葉が硬くなってしまうので、半日蔭に置くか日差しの強い時間帯は日陰に移動させるなどにしましょう。
【12日目】バジルの本葉が出てきた!
もう本葉がでてきました。
そしたらここでまた間引きをします。
POINT水やりは絶対毎日あげないといけないわけじゃありません。表面が乾いていたらたっぷりと水をあげましょう。
【18日目】バジルは間隔を確認しながら間引こう
もうしっかりバジルっぽい形になりました。
ここでさらに間引きします。
最終的には苗と苗の間は15cmほど(少なくても10cm)になるように苗を残していきます。
つい欲張ってたくさん植えたくなっちゃうけど、あまりに苗が密集すると丈が長くなってこんもりとした形に育たないのです(´▽`*)
間引いたバジルはこのままバイバイではちょっともったいないので、生育の良いものを別のプランターに移しました。
バジルは根っこをいじると枯れてしまいがちですが、このくらいになれば根っこもしっかりしてくるので枯れることはほとんどありません。
POINTもちろん間引いたバジルも食べられるのでサラダにしたりしてムダなく使っちゃいましょう。
バジルの本葉が揃ってきたら置き場を変えよう
ちなみにこのくらい育ったら、そろそろ半日陰の場所に移動させます。
半日陰とは
日中の内、半分ほどしか日が当たらない場所。(目安としては3時間ほど)
午前でも午後でも半日が当たれば同じことですが、植物にとっては午前中に日が当たる場所(西日が当たらない場所)が理想的な環境といえます。
バジルって一日中日が当たるところに置いておくと乾燥するだけでなく、葉が硬くなっておいしくないんです。
なので軟らかくておいしいはっぱに育てるなら【半日陰】で育てることです^^
【32日目 】バジルが大きくなったら肥料をあげよう
どのプランターのバジルもしっかりと大きくなりました。
こうなればジェノバソースが十分に作れる量の葉っぱが収穫できますよ~。
バジルに最適な肥料はこれ!
ちなみにこのくらいの大きさになったら少しずつ肥料をあげていくんですがおすすめは有機肥料を使った液体肥料(通称:液肥)
バジルの葉はそのまま食べるので、できれば化学肥料ではなく環境と体に優しい有機肥料がおすすめです。
液肥は原液ではなくラベルの裏に書いてある倍率に水で薄めて使います。(空のペットボトルを使うと便利ですよ~。)
1週間に一度程度あげれば十分なので曜日を決めておきましょう。
注意液肥をあげるときは葉にかからないように気をつけて!葉に直接かかってしまうと枯れたりしてしまうことがあります。
【37日後】大きく育ったバジルはじゃんじゃん収穫しよう
あっという間にこんなに葉が茂ってきちゃいました。
このままではヒョロヒョロと伸びて行ってしまうので、収穫を兼ねて本葉を2段くらい残しながらバッサリと切っちゃいます。
これを摘心(てきしん)と言います^^
バジルは摘心してもどんどん成長するので大丈夫。
逆に摘心することでどんどんフレッシュな葉っぱが出て来て、こんもりと育っていくのです~(*^-^*)
【45日目】バジルはバッサリ摘心してもすぐに育つ
かなりざっくりと先端を切り落としたけど、たった1週間でこんなにこんもり。
…ね!
もうモリモリでしょ?
終わりの時期が来るまではどんどん成長するので摘心しながら葉っぱを収穫して、じゃんじゃんお料理に使っちゃいましょう。
バジルの蕾がでてきたらそろそろ終わりのサイン
ちょっと肌寒くなってくる頃になると葉の形が細長くなり葉の色も悪くなってきて、先端に蕾がついて花が咲きだします。
蕾がつくと葉が硬くなって風味も落ちるので、蕾はすぐに摘み取りましょう。
だた花が咲くのはそろそろ終わりのサイン。
なので蕾を切り取れば温暖地なら収穫は10月上旬くらいまで収穫を楽しめますが真夏のようなフレッシュさはないので、そろそろ終わりにしましょう。
POINT花がついたバジルはそのままにしておけば種が自然に落ちて来年葉が出てくることもあるけど、あまりいいバジルは期待できません。
最後の収穫をしたら全部引き抜いて処分して来年は新たに土から作り直して育てましょう。
バジルを種から育てる方法~まとめ~
基本バジルはほったらかし栽培でOKなので初心者さんにピッタリ。
間引き・水やり・肥料それと大きくなったらザックリ切るなどのちょっとしたコツさえ覚えてしまえば超簡単です。
毎日大きくなるバジルを見るとテンションも上がるので、是非簡単バジル栽培を楽しんでくださいね。