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花粉症の鼻づまりで寝れない!を解消する寝方と症状を和らげる方法

      2021/06/16

花粉症の鼻づまりって辛いですよね。

昼間は我慢できるくらいなのに、寝る時になると酷くなるのはなぜなんでしょう。

そこでこちらでは辛い鼻づまりを何とかしてゆっくりと眠るための、就寝時にできる鼻づまりを解消する寝方や、症状を和らげる方法をご紹介します。

 

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花粉症の鼻づまりが酷くて寝れないのはなぜ?

昼間はそんなに気にならない鼻づまりも、夜寝る時になると酷くなることはよくありますよね。

それは夜間や睡眠中など、リラックスしている時に副交感神経が働くからなんです。

 

就寝時に鼻づまりが酷くなる原因

人は2つの自立神経をバランス良く切り替えて、健康な身体を維持しています。

 

健康を維持する2つの自律神経
【交換神経】
活動している時や、緊張、ストレスを感じている時に働く神経で、血管を収縮させる働きがある。
【副交感神経】
睡眠や休息、またリラックスしている時に働く神経で、血管を広げる働きがある。

例えば緊張したり、仕事や人間関係などでストレスを感じると交換神経が働いて、体はそれらの状況を受け入れるために備えようと緊張した状態になります。

そしてゆっくりとお風呂に入ったり、夜寝ている時などには副交感神経が働き、昼間に受けたダメージやたまった体の疲れを修復して健康な状態に戻すしくみとなっているんです。

 

 

血行が良くなると鼻づまりが起こる?

風邪などの鼻づまりは鼻汁が詰まって起こるので、鼻をかめばおさまりますが、花粉症による鼻づまりは、鼻腔に花粉が付着して炎症を起こし、粘膜が腫れあがるために起こります。

だから副交感神経の働きがもっとも活発に働く就寝時になると、筋肉が緩んで血行が良くなって血管が広がり、腫れている鼻の粘膜がさらに腫れて空気の通り道が狭くなってしまうために、寝ると鼻づまりが酷くなるという現象が起こるんです。

POINT鼻孔内の炎症を抑えるには冷やすのが効果的!口の中に氷をいれてたり、冷たいタオルを眉間あたりにあてると腫れが治まって鼻が通りやすくなります。

 

 

 

鼻づまりを解消する寝方

夜寝ている時に鼻が詰まったら、できるだけ起き上がらずに何とかしたいものですよね。

そこでまず鼻が詰まったら、詰まった方の鼻を上にして横向きに寝てみてください。

この時に注意してほしいのが、ただ横向きに寝るのではなく、脇腹をしっかりと下につけて体の側面を圧迫すること。

すると自律神経が刺激されて反対側の鼻の通りが良くなるんです。

POINT詰まっている鼻の反対側の脇にペットボトルを挟むと鼻の通りが良くなるといいますが、こぶしを挟んでも同じような効果が得られますよ。

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花粉症の鼻づまりを和らげる方法

きちんと副交感神経が働いて、体を修復させるには十分な睡眠が必要ですが、あまりに鼻づまりが酷いとゆっくり眠れませんよね。

寝方だけで改善されれば言うことはないですが、それだけではあまり効果がないこともあるでしょう。

そこで寝る前にできる鼻づまりを和らげる方法がいくつかあります。

 

 

就寝時の鼻詰まりを和らげる方法【寝る前編】

鼻うがい

鼻うがいをして、鼻の粘膜についた花粉を洗い流します。

正しく行えば鼻も鼻づまりもすっきりする、とても効果的な対策方法です。

鼻うがい液は体液に近い0.9%の食塩水が必要なので、一度沸騰させて冷ました1リットルのぬるま湯に、9gの食塩を入れてよく混ぜれば完成!もし面倒な場合は市販のものを利用しても良いですね。

 

 

蒸気でアロマ

お風呂に入ると鼻の通りが良くなったりしますよね。

その原理を生かして、熱湯を洗面器等にはって、その熱気を鼻と口で吸うのですが、そこに花粉症に効果的なティーツリーやユーカリーの精油を垂らすんです。

するとただのお湯の蒸気よりも、これらのアロマの蒸気の方がスッキリと鼻通りが良くなると感じが得られるはずです。

 

 

お部屋の床をお掃除

夜寝る前に雑巾やウェットシートなどで床を掃除してみる。

花粉はとにかく下にたまっているんですね。

ベッドならまだしも布団を敷いて寝る場合は花粉に寄り添って寝ているようなものなので、夜寝ると酷くなる原因でもあるのでしっかりと床の花粉を拭きとってから寝ると良いでしょう。

 

 

お布団を掃除

シーツやマット、毛布や布団についた花粉を取り除きましょう。

外干ししないまでも、ちょっと窓を開けた時や、外から持ちこんでしまっている場合もありますので、寝る前に一度掃除機などで吸ってみましょう。

また冬には湿気を吸って、暖かくなってくるとカビや家ダニなどが布団に付いている事もあるので、家の中の日向に干したり布団乾燥機などを使ってふんわりさせるのも良いですね。

 

 

就寝時の鼻詰まりを和らげる方法【寝る時編】

ブリーズライト

貼るだけであら不思議!

鼻の通りが良くなったという人が多いのが、鼻に貼って鼻孔を広げて空気の通りを良くするブリーズライトです。

ただしっかりと肌に貼りつくので、肌の弱い方は毎日使うと鼻の皮が剥けてしまうこともあるので注意してくださいね。

 

 

ヴィックスヴェポラップ

子供から使えるヴィックスヴェポラップは、鼻づまりを軽減するメンソールの香りが特徴のクリーム。

これを胸や喉の辺りなどに塗ってから寝るのは結構知られていることですが、鼻の下や鼻の穴の周りに塗るのとさらに効果が実感できます。

 

 

アロママスク

アロマオイルのティーツリーやユーカリオイルをマスクに1滴垂らします。

アロオイルは鼻の通りが良くなるだけでなく、免疫を強めるとか、殺菌、炎症を抑えるなどの効果も期待できますし、体をリラックスさせる効果もあります。

またマスクをすると口や鼻周りの湿度が上がるので、それだけでも効果がありますよ。

 

 

空気清浄機

花粉症の人には当たり前の空気清浄機の稼働。

顔の高さに空気清浄機をセットすると、さらに効果的とも言われています。

寝る時につけるのではなく、少し前からつけて空気をきれいにしておくのがおすすめです。

 

 

 

就寝時の鼻詰まりを和らげる方法【アイテム編】

花粉症治療器

米国の医療現場などでも使用されている発光ダイオード(LED)技術を採用したバイオネットなどの小型の光治療器は薬を使わない新しい治療法として注目されています。

 

使い方は小型の装置を鼻に装着して4分半の治療をするだけ。

医薬品を服用しないので副作用もなく、花粉症やアレルギー症状はもちろん、ハウスダストアレルギーやペットアレルギーなどにも効果があります。

さらに自宅で好きな時にいつでも手軽にできるし、電池交換をすれば毎年使用できるので経済的です。

 

 

 

花粉症に効果的な飲み物

薬に頼りたくない人はアレルギー症状を抑える働きがある飲みものを続けて飲むのも効果が期待できます。

 

例えばルイボスティーにはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑える作用がある「フラボノイド」というポリフェノールの一種が多く含まれているので、ジュースやコーヒーの代わりにルイボスティーを飲むのも効果が期待できます。

ルイボスティーには紅茶のように色んなフレーバーがあるので、今日の気分で変え飲むと飽きずに続けられますよ。

参考>>>色んなフレーバールイボスティー【楽天】

 

あと薬以外でという人達の間で話題になのが「じゃばら」

和歌山県北山村発祥の柑橘類の果物で、酸っぱさの中に苦味を感じるのが特徴で、邪気を払うほど酸っぱいといわれたことから【邪払=じゃばら】という名前が付けられたのだとか。

かなり酸っぱそうなんだけど、このじゃばらに多く含まれているフラボノイド成分の「ナリルチン」がアレルギー症状を抑える働きがあると言われているんです。

 

じゃばら農園さんによると

・じゃばら自体はかなり酸っぱいので、そのままではなくジュースやはちみつ漬けなどにした方が美味しく食べられる

・出回る時期は12月から2月頃なので花粉の時期時よりもちょっと早め。

なのでパウダータイプならいつでも手軽に飲むことができますね。

 

ただこういうものって即効性はなし、はっきりとどれくらい効果があるとも言えません。

去年よりちょっとはマシかも?とか、薬を飲む回数が減ったら儲けもんくらいに思って気長に試してみるといいいですね。

 

 

 

 

鼻詰まりを和らげるには日常生活も見直そう

花粉症対策は色んな方法がありますし、鼻づまりに効果的なグッズや対処法も色々あります。

でも体調が悪いと症状が酷く出てしまうこともあるので、ストレスのない規則正しい生活習慣や健康な体作りを心がけるのも大事です。

 

特に食品添加物の多い、インスタント食品やファーストフード、コンビニ弁当、スナック菓子、清涼飲料や、肉や油分の多い食事などは控え、薄味のあっさりした野菜をたくさん使った和食中心の食事は花粉症だけじゃなく体にとっても良いんです。

 

確かに言われてみれば脂っこい洋風の食事やジャンクフードがなかった時代は、これほどまでに花粉症が騒がれていなかった気がします(´▽`*)

もちろん様々な要因がありますが、生活習慣病やアレルギーを引き起こす原因のひとつに、それまでは日本になかった動物性のたん白質や脂肪の摂取量の増加が大きく関係しているとも言われているので、即効性はないけどそういう食べ物をなるべく摂らないようにするというのも鼻づまりには良いことなのです。

 

POINT昔ながらの一汁一菜の食事は健康な体作りだけでなく、ダイエットにも効果的とも言われているので、女性にとっては一石二鳥ですね。

 

 

 

まとめ

夜に鼻が詰まってしっかりと睡眠が取れないと、体を元気に戻してくれる副交感神経が働きにくくなってストレスや体の疲れがとれないまま朝を迎えるという悪循環になってしまいます。

薬を飲んで鼻づまりをなんとかする方法もありますが、昼間はそんなにキツクないのであればこちらの対処法をいくつか試してみてくださいね。

 

個人差がありますが私は特にこの2つが効果がありました!

・詰まった方を上にして横向きに寝る

・アロマオイルを垂らしたマスクをする

 

さらにこれまでは毎年2月に入ったらすぐに耳鼻科に行き、飲み薬を飲まないと鼻が両方詰まって目が真っ赤になってましたが、

・和食中心・野菜中心の食生活に変えた

・1日3-4杯のコーヒーをやめ、ルイボスティーなどにした

今では本当にキツイ時だけのめばなんとか乗り切れるようになりました。(たまにジャンクフードは食べてますw)

 

個人差もあり絶対これが良いとは言えないけど、色々な方法を継続したことで段々と体質が変わることを実感したので、来年の花粉シーズンを楽に乗り切るために「なにか」をはじめてみてくださいね。

長い目で花粉症を克服していきましょう!

 

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