お中元を喪中のお宅に送る時のマナー のしにも注意しよう
2015/06/11
喪中のお宅にお中元を贈ってもいいの?いざ直面するとどうなんだろうと悩んでしまうことありますよね。
そこでこちらでは喪中の場合にお中元は贈っても良いか?
また贈る時に気をつけたいマナーや、のしなどについてご紹介します。
お中元を喪中のお宅に送るのは良いとされている?
まず知りたいのは、喪中でもお中元を送ってもいいかということですが
お中元は送っても問題はありません。
お歳暮も同様ですが、お中元はお祝いごとではなく季節の挨拶
なので基本的には喪中でも送って構いません。
特に毎年贈っているのであれば、変わらずお送りすると良いでしょう。
お中元を喪中のお宅に送る時のマナー
基本的に喪中でもお中元は送って良いものと言われていますが
送る時期には注意が必要です。
まず四十九日が過ぎるまでは、遺族は何かと慌ただしく、
まだ気持ちも落ち着かない人もいますので、
忌明けとなる四十九日が過ぎてから送りましょう。
もし四十九日が過ぎていなかったり、あまりに気落ちされて
いるようでしたら、お中元の時期
(関東なら7月初旬~7月15日まで、関西なら7月下旬~8月15日まで一般的)
をずらして
「暑中御見舞」(暑中お伺い)または「残暑御見舞」(残暑お伺い)
として送りましょう。
ここに注意!喪中のお宅には、お中元に加え、御供も多く贈られますので、日持ちのするものを贈って差し上げるといいでしょう。お中元を喪中の方に贈る時はのしに気をつけよう
喪中のお宅にお中元を送ること自体は失礼には当たりませんが、
喪中の場合紅白はふさわしくありませんので、通常お中元で使われている
紅白の水引の熨斗は避けましょう。
その際ののしは、白い無地ののし紙か、白短冊に「御中元」
もしくは、時期をずらして贈る場合は「暑中御見舞」「残暑御見舞」
と表書きをしたものを付けて贈りましょう。
まとめ
●贈る時は忌明け(四十九日以降)に贈る
●時期が過ぎた場合は、暑中御見舞や残暑御見舞として贈る
●のしは紅白の水引は使わず、無地の熨斗紙か、白短冊を使う
喪中の時は、お祝いごとだけでなくお中元やお歳暮も
贈らない方が良いと思っている人も多いようですが、
マナーを守って送れば失礼には当たりませんので、
こちらを参考にして季節のご挨拶を贈りましょう。