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喪中の正月の過ごし方 おせち・初詣・新年の挨拶はどうする

      2016/12/31

身内が亡くなって初めてのお正月は一般的に喪中と言われていますが、実際に何をどこまでしてはいけないのかよくわからないこともありますよね。

こちらではおせちやお雑煮、年越しそばは食べてもいいの?初詣や新年の挨拶はどうしたらいいの?など、気になる喪中のお正月の過ごし方をご紹介します。

 

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喪中で迎えるお正月の過ごし方

まず喪中のお正月の過ごし方の前に、喪中と忌中の違いについてご紹介しましょう。

 

忌中と喪中の違いとは

なんとなく似ているこの2つは、意味がまったく違うのです。

 

喪中(もちゅう):喪に服している期間
忌中(きちゅう):近親者の喪に服し、忌み慎んでいる期間(一般的に四十九日まで)

 

喪中は亡くなってから一年と思っている人が多いのですが、それは明治時代に父母の忌中は50日、喪中は13カ月と法令で定められたためではないかと考えられます。

POINTただしこの法令は昭和22年に廃止撤廃されています。

 

忌中とはいつまでか

忌中については宗派によって大きく考え方が異なります。

 

神社神道:亡くなってから50日間
仏教:亡くなってから49日間
浄土真宗・真宗・キリスト教:「忌」という概念はありません

 

POINT忌中は一切のお祝いごとや派手な行動は避ける期間ですが、忌中はあくまでも忌中なので喪中ではありません

 

喪中とはいつまでか

一般的に亡くなってから大体50日までが忌中とされていますが、喪中期間に関してははっきりとした決まりはないんです。

 

あくまで喪中は「私が悲しいからお祝いごとをする気持ちにならない」ということ。

そして喪中期間とは「心にポッカリ開いた穴を埋める期間」なのです。

 

そのため忌中を過ぎたら故人との関係や考え方などから、いつまでもしんみりしていたら故人がうかばれないと思うのであれば、1年経っていなくてもお正月などのお祝いごとも普通に行ってもいいのです。

逆に2年経ってもそういう気持ちになれないのであればお正月も普段と変わらない生活を送ればいいのです。

 

ただし一般的に1年は喪中という考えが定着しているので自分達の家だけではなく周りの親戚や年長者にも相談をして、お正月は喪に服して迎えるのか、普通に迎えるのかを決めると良いでしょう。

 

喪中で迎えるお正月のおせちはどうする?

洋風おせち

家族や親戚で話し合いお正月は喪に服して迎えると決まった場合、おせちなどのお正月料理はどうしたらいいのでしょうか。

 

喪中におせちや雑煮は食べてはいけない?

基本的に「おせち」は祝い料理なので、喪中にする場合は避けた方が良いとされています。

ただ先程もあったように忌中(四十九日)を過ぎていれば家庭内でおせちなどを食べてもかまいません。

 

ただしその際は紅白の食材や鯛、伊勢海老などのお祝い色の強いものは避け、主にかまぼこ、黒豆、なます、たつくり、きんとんなどにすると良いでしょう。

またお料理を頂く時も

  • 重箱ではなくお皿に盛る
  • お屠蘇やお酒は控える
  • お祝い箸は使わない
などにすると良いですね。

 

また”お雑煮”は中に入っているお餅は昔からお祝いごとや特別な日に食べる高価な食べ物でしたが、今ではごく一般的な食べ物になっているので鍋などの感覚で普通の食事として食べれば問題ありません。

 

喪中で迎える正月の年越しそばは?

年越しそば

”年越しそば”にはいくつかの由来がありますが健康や金運が良くなるようにという願いや、旧年の苦労や借金を断ち切るなどの意味がある食べる物ですから喪中であっても特に問題はありません

 

お正月料理はお祝い用の豪華な食事ではなく、あくまで普通の食事として食べるのは問題ありません。

ちなみに少し前のクリスマスにチキンやケーキでなど特別なご馳走を楽しんだのであれば、お正月のおせち料理だけをやめるのは喪に服すという意味では矛盾してしまいますのでそちらも合わせて考えましょう。

 

喪中で迎えるお正月に初詣は行かない?

神社への初詣

初詣は一般的に神社は×、お寺は○と言われています。

 

神社では亡くなってから50日は故人とその親族は穢れ(けがれ)ているという考えから立ち入ってはならないとされていますが、51日以降は忌が明けたと考えられるため自分が喪中としない場合は神社で初詣をしても問題ありません。

 

一方お寺は死を穢れとは考えていないのでお寺の本堂を利用して葬儀もするし、初七日や四十九日法要も行いますからお寺であれば忌中や喪中などは関係なく初詣や参拝に行っても良いということになります。

 

ただ管理人の住むような田舎町では『1年間は喪中』というイメージが強く亡くなって初めての年は初詣はしないというのが常識になっているので、初詣のように人目につくことは自分達だけでなく宗教や風習に合わせて考えるのがおすすめです。


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喪中で迎えるお正月の新年の挨拶は?

新年に外出すると友人や知人にあったり、会社ではたくさんの人と顔を合わせますよね。

 

喪中を知らない相手からは普通に「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶をされるはずですが特にそれは問題ありません。

 

ただこちらからは「おめでとうございます」というお祝いの言葉は言えないので

「昨年はお世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いします。」

などと挨拶をすると良いでしょう。

 

これは管理人の話ですが喪中の人に「あけましておめでとうございます」と言ってしまうことがあります。そういう時は「ごめんなさいね。家今年喪中なもんで。今年もよろしくお願いしますね。」という感じで返されることが多いです。

確かに挨拶をした相手に悪気はないので何も言わずに「今年もよろしくお願いします」だけでは常識がないと思われたり不快感を与えてしまうかもしれないので、はっきりと喪中であることを伝えて挨拶するのもひとつですよ。

 

まとめ

年配者や古くからのしきたりを重んじる地域では喪中は亡くなってから1年と思っている人も多いので、外から見てわかるようなお飾りや行動は慎んでおいた方が無難です。

実際に喪中は宗派や宗教により考え方の違いもあり一概にはこうとは言い切れませんが、最近は少しづつ喪中に関しての考え方も変わってきているのでどうすべきかは残された家族の悲しみ、そして気持ち次第です。

どのようなお正月にするかは家族や親族でよく話し合って、故人を偲びつつ穏やかに新年を迎えましょう。

 

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