夫の父が亡くなった時の喪中はがきの文例と書き方!親戚はどこまで出せばいい?
2024/02/04
今年の始めに夫の父が亡くなりました。
そこで喪中はがきを出そうと思ったんですが、いざ作ろうと思ったらどんな文面にしたらいいのか?名前はどう書いたらいいのか?わからない。
やっとできたと思ったら今度は夫の母も喪中はがきを出すであろう叔父や叔母、いとこにも私達夫婦からも出すべきかなどもわからない。
いざやってみるとわかっていないことって多いです^^;
そこでこちらでは離れて暮らす旦那の父が亡くなった時の喪中はがきの文例や作り方、また親戚はどこまで送ったらいいのかなど主人の親が亡くなった時の喪中はがきについてまとめてみました。
夫の父が亡くなった時の喪中はがきの書き方と文例
まずこういった冠婚葬祭に関わるようなことって地域によっても違うので、絶対ってこう!って言う決まりがないんですよね。
そこでごく一般的な形をまとめてみました。
喪中はがきに書くことと基本のレイアウト
まずは喪中はがきに書きべきことは4つ
①喪中のご挨拶
②本文
③日付
④住所と名前
こんな感じに並べたら良いです
喪中はがきの文例 義父ならなんて書く?
次に夫の父親が亡くなった場合の文面ですね
それぞれのパートごとに紹介していきます
①喪中のため年賀欠礼することの挨拶の文例
年賀欠礼の挨拶は一番右に大きめに書きます。
●喪中のため年頭のご挨拶を失礼させていただきます
●喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます
●喪中につき年末年始のご挨拶は失礼させていただきます
●喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます
●喪中につき新年のご挨拶をご遠慮させていただきます
POINT「年頭・新年・年末年始」「失礼・遠慮」共に意味はほぼ同じなのでいずれかしっくりくるものを選べばOKです。
②誰がいつ亡くなったかなど本文の文例
いつ誰が亡くなったか、お世話になったお礼や変わらぬお付き合いを願う言葉を入れます。
本年七月に母○○○が八十九歳にて永眠いたしました
生前賜りましたご厚情に深く感謝申し上げますとともに
明年も変わらぬご交誼を賜りますよう謹んでお願い申し上げます
本年二月に父○○が八十八歳にて永眠いたしました
今年中賜りましたご厚情感謝致しますとともに
明年も変わらぬご指導とご交誼をお願い申し上げます
父 ○○が本年五月○日に七十五歳で永眠いたしました
生前のご厚情を深く感謝いたしますとともに
明年もご交誼のほど心よりお願い申し上げます
父○○ 去る十月○日に七十三歳にて永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に感謝いたしますとともに
皆様に良い年が訪れますようお祈り申し上げます
注意句読点はつけないで書きます
③喪中はがきを出す月
令和〇年○○月
縦書きなので二桁になる場合は「十」を使って書きます。
<例>12年なら、一二年ではなく十二年。10月・11月・12月は十月、十一月、十二月と書きます。
④差出人の住所と名前
基本的には夫婦連名で
ただし会社関係などに出す場合は自分だけの名前で良いです。
また喪中ハガキの場合は子供の名前は書かないのが一般的。
あとはレイアウトと例文を参考にしながら名前や日にちを変えて作るだけです。
…が!
実際に作り出したらふと疑問に思うことが出てきたのでそれもまとめますね
喪中はがきに載せる亡くなった父の名前や年齢の書き方
亡くなった父の名前の書き方
夫の父であれば 父 一郎 と書きます。
夫の父は義理の父になるんですがお嫁に行ったのであれば「義」や「苗字」を書く必要はありません。
ただし、夫婦で別に喪中はがきを作るのであれば旦那と同じ姓になっても私(妻)からしたら義理の父になるので
義父 ○○
もしくは
夫の父 〇〇
という書き方がよいでしょう
POINT2パターンも印刷するのは手間なので特に別にする事情がなければ夫婦連名にして「父○○」としてしまえば良いです
喪中はがきに載せる年齢の書き方
満年齢で問題ありません
年齢は「満年齢」もしくは「享年」で表します。
享年(きょうねん)とは、亡くなった年齢を数え年で表した言葉で、生まれた時が既に1歳と数えることから実年齢プラス1歳した年齢になります。
以前は「享年○○歳」と書いている人も多かったんですが、最近いただいた喪中はがきを見ると享年という書き方は少なくなってきているので、迷うようなら満年齢でいいでしょう。
もらった方としては大体いくつくらいの方だったのかがわかれば良いので、あまり深くは考えなくても大丈夫です。
POINT亡くなった年齢は満年齢でも数え歳でもどちらでも良い。地域の風習があればそれに合わせ、特になければ一般的になりつつある満年齢でいいでしょう。
喪中はがきは薄墨印刷か?
特に薄墨印刷をする必要はないです
これも厳格な決まりがある訳ではなく、「文章をしたためようと筆を取ったら悲しみで涙がこぼれて墨が薄まってしまいました」という遺族の気持ちを表すため、本来は両面を薄墨で書くものなんですね。
でも実際に薄墨印刷にすると年配者は読むのに苦労するし、あまりに薄いと郵便番号を読み取る機械が反応しないなんてこともありますからね^^;
実際に来たものを見ても薄墨印刷のもの、黒印刷のもの、一部は薄墨で一部は黒になっているものとさまざまなので裏表共にはっきりと読みやすい普通の黒印刷で良いでしょう。
…ということで我が家の喪中はがき
やっとできました~ (o´Д`)=з
こんなの1時間もかからないでできるだろうと思ってたけど、思ったよりも悩むことが多くて結構時間がかかりました(´Д`)
あて名まで印刷してくれて、なんてこんなに時間かかるなら忙しい人は作ってもらっちゃった方が楽ですね
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夫の父の喪中はがきは親戚のどこまで出せばいい?
ハガキが出来たらあとは宛名書きをサクッとして出すだけ!
…と思ったら今度は親戚にはどこまで出したらいいかという新たな問題が…Σ( ̄ロ ̄lll)
本来、喪中はがきというのは自分が年賀状のやり取りをしている相手に対して「今年は近親者の喪に服するため新年の挨拶を欠くことを前もってお知らせする挨拶状」なので、基本的に年賀状をやり取りしている人にはすべて喪中ハガキを出した方がいいんです。
でも最近は喪中であることを改めて伝える必要のない身内には出さないという人も多くなり、喪中とわかっているのに喪中はがきが届いて失礼だと言われたなんて話も聞くし、逆にになぜ喪中はがきをきちんと送ってこないのかと言われたなんて話も聞くので、どうしたらいいのか迷ってしまったんです。
本当にこういう時の判断て難しいので、主人の母に親族への喪中はがきはどうしたらいいかを聞いてみました。
POINT一般的には親族にも喪中はがきを出すのがマナーだけど、親族間では送らないという認識なら送らなくても良い。
亡くなった親の兄弟は?
結論叔父叔母には出さない
夫の父なので夫の母からはそれぞれの兄弟(私達から見ておじおば)に喪中はがきは送ります。
でも私達夫婦は母とは離れて暮らしていて、毎年私達とおじおばとで年賀状をやりとりしているので別に喪中はがきを送るべき?と思ったんですが、義母は「おじおばはわかっているので出さないで良い。」との答えでした。
いとこには?
結論いとこにも出さない
いとこもほとんど葬儀と四十九日にも来ていたので、ウチが喪中ということは知っています。
ただどのいとこも私達と同く、親(伯父伯母)と別で暮らしているし、あくまでいとこ同士のお付き合いなのでので出した方がいい?と思ったんですが、特に義母から従兄弟についての返事はなし。
主人は「おじおばに出さなくていいってことは、従弟にも出さなくていいってことだ。」とい言うのでいとこ達にも出さないことにしました。
義理の両親(妻の実家)は?
結論妻の両親には出さない
あとは私(妻)側の両親。
これは本来なら出すべきですが、嫁の両親は私達夫婦と同居(夫はマスオさんです)なので出さないことにしました。
苗字は違うけど同じ家で一緒に暮らしているんだから喪中はがきを出すのってちょっとおかしいし、両親は諸々の事情もよーく知っているし、母からは「喪中はがきはいらないよ。」とはっきり言われましたから(笑)
義理の兄弟姉妹には?
結論義理の兄弟姉妹には出す
私(妻)の姉妹も近所だし喪中なのは知っているから出さなくてもいいと思ったんですが、いつも年賀状を作って送るのは姉の夫(義理の兄)
喪中を忘れていることも考えられるし、義理の兄の家はお祝いやお悔やみをきっちりするお家柄。ここは姉の手前もあるからきちんとした方が良いだろうということで送ろうということになりました。
結局我が家では親戚で喪中はがきを出すのは義理(妻)の姉夫婦のみ。
夫側の親族(おじおば・いとこ)と、義理(妻)の両親には出さないということにしました。
喪中ハガキを出してない人から年賀状が来たらどうする
多分旦那のお母さんに確認したので親戚関係から年賀状が届くことはないでしょう。
でもこちらから喪中はがきを送りはっきりと年賀欠礼のご挨拶はしていないので、うっかり年賀状を送ってくる親戚がいるかもしれません。
もし年賀状が届いた時は、ありがたく読ませてもらいましょう。
喪中はがきっていうのは喪中だから「年賀状を受け取れません」っていうワケじゃなく、あくまでも「年賀のご挨拶ができませんので失礼します」って言うものですから。
そしてこちらからは1月7日の松の内が過ぎた1月8日から2月3日の節分までに届くように寒中見舞いを送れば良いのです。
関連詳しくはこちらでまとめています(´∀`)
>>>喪中の時に送る寒中見舞いのはがきの種類と文例!いつ出すといい?
>>>喪中はがきを出したのに年賀状が来たのはナゼ?!返事はどうする?我が家がとった2つの対応
旦那の父が亡くなった時の喪中はがき~まとめ~
まず喪中はがきに書くことは4つ
①喪中のご挨拶
②本文
③日付
④住所と名前
また文面中に載せる亡くなった父の名前は「父 ○○」。夫婦別々に出すのであれば「義父 ○○」もしくは「夫の父 〇〇」。年齢は満年齢で良し。
またはがきは普通印刷でOKです(薄海でなくて良い)
あとは親戚にはどこまで出すかについてははっきりとした決まりがないですが一般的には
●喪中はがきは毎年年賀状をやりとりしている人には出すもの。
●最近は喪中であることを改めて伝える必要のない身内には出さないケースが多い。
ただ迷ったら両親に確認し、風習や親族ルールに従うのがベストです。
あと喪中だと何もしてはいけないような気がするんですが、実はそうでもないので、喪中ハガキを作ったら家族で喪中のお正月の過ごし方を話し合ってみんなが前向きに新しい年を迎えられる準備をしてくださいね。