お食い初めはいつ?儀式用の料理や食器セットはどうする?
2020/02/04
子どもが生まれると色んなイベントが増えますが、そのひとつに「お食い初め(おくいぞめ)」がありますね。
「お食い初め」とは一生食べ物に困らないようにという願いを込めて赤ちゃんに食べ物を食べさせる儀式だけど、初めての子供だとわからないことだらけです(笑)
そこでこちらでは
●お食い初めをする時期
●お祝い膳の料理の内容とお食い初めに必要な物
●お食い初めで使う食器
など、お食い初めをしようと思った私が調べたことをまとめてみました。
お食い初めをするのはいつ?正しい計算方法は?
まずお食い初めは100日でするのが一般的。
それもあって「百日祝い(ももかいわい)」とも言われてます。
最近では生まれた日を「0日」と考える風潮もありますが、一般的にお七夜やお宮参り、お食い初めなどの昔ながらの行事の場合は生まれた日を「1日目」として数えて計算するのが一般的。
なのでもし7月1日生まれだとしたら(7月)31日+(8月)31日+9月(30日)+8日なので10月8日ということになりますね。
ただこれはあくまでも目安!
必ず100日目ピッタリにしないといけないわけじゃないんです(*´▽`*)
地域によっては100日目でなく110日目や120日目とするところもあるし、お日柄などもあるし(仏滅はイヤとか^^;)、平日だとパパは仕事だからムリとか色々な事情があるじゃないですか。
それに肝心の赤ちゃんやお母さんの体調が万全じゃないと意味ないので、それぞれの事情で多少ずれてもいいいんです。
POINTお子さんにとっても家族にとっても大事なイベントは、日にちにこだわるよりもみんなが揃ってお祝いをできることを優先しましょう。
お食い初め料理のレシピと儀式で必要なもの
お食い初めはいつやるといいのかがわかったら、今度はどんな料理を用意したらいいかですね。
お食い初めに欠かせない4つの料理
お食い初めのメニューは和食の基本の形の「一汁三菜」です。
■赤飯
おめでたい席の定番のご飯。その赤い色からもお祝いの儀式にぴったりです。
■煮物
れんこんは先を見通せる、さといもは小芋がたくさんできることから子沢山などの願いを込めてなど、めでたく彩りよく。
■酢のものや香の物
紅白なますなどは、紅白の色で平安や平和を願います。
■お吸い物
蛤はもともとの貝殻としかピッタリ会わないことから、よい伴侶に恵まれるようにの願いを込めて。
またこのお食い初めのお祝い膳とは別に、おめでたい席にはかかせない縁起物の鯛などの尾頭付きの(焼き)魚も用意すると食卓がグッと華やかになりますよ!
お食い初めのお膳以外に必要な儀式のアイテム
お祝い膳のメニュー以外にもこちらの2つもしっかりと用意しておきましょう!
■歯固めの小石
近くの神社から拝借してきましょう。あとでご紹介する儀式で使います。
■梅干し
しわが出来るまで長生きしますようにと長寿の願いをこめて添えます。
お食い初めに使う食器はどうする?
正式な祝い膳にする場合は、箸は柳の白木、食器には黒や朱の漆器のお膳のセットを使います。
誰かからもらったとか、お宮参りに行った神社でもらったのであればそれを使いましょう。
でも最近ではこのようなお膳セットはめったに使う機会がないので、このためだけに用意するのはちょっと…って思いますよね。
それなら離乳食で使える茶碗、お椀、コップ、お皿、スプーン、フォークなど新品のベビー食器をこの日におろして使うのがおすすめです!
ということで我が家はリッチェルのベビー食器セットをお食い初めに合わせて買いました☆
TLIシリーズ ベビー食器セット ND -5あす楽 正規品 リッチェル Rich... |
これ、使いやすそうだなと思って買ったんですが実際に使ってみたら本当に使いやすい!
食器の下が滑りにくく加工されてて安定感バツグンで、子供の手がちょっと引っかかってもこぼれない。
しかも軽くて持ちやすいし、器の深さがあるので子供が自分で食べ出した時にとっても食べやすいんです!(あくまで個人的な感想ですが^^;)
なのでお食い初めに合わせてベビー食器を探したいママは是非参考にしてみてくださいね。
お食い初めの時期と料理~まとめ~
お食い初めは千年近くも前から行われている風習で地域によって風習も違えば、時代と共に色々と変化してきているイベントでもあるので大切にしたいですよね。
やり方はそれぞれだけど、この辺を押さえておけば十分なのはこの4つでしょう。
●生まれた日を1日目として100日にするのが一般的だが、そこまでこだわらなくていいなら近い日で家族全員が揃う日の方がベスト。
●お食い初め料理は【赤飯・煮物・お吸い物・酢の物or香の物】の一汁三菜
●歯が固めの小石と梅干しも忘れずに!
●料理はあればお膳にセット。なければベビー食器をこの日に下ろして使う。
形式にとらわれすぎずに、みんなで赤ちゃんを囲んで心から健やかな成長を願うステキなお祝い会にしましょう。