結婚式のスタッフに心づけは必要?誰にいくら渡すのが相場?
2016/11/22
結婚式でよく聞くお心付けですが、やっぱり渡すのが常識?とは思うものの、サービス料も払っているから必要ないような気がする人もいるでしょう。
ではホテルで結婚式をする場合、実際にみんなは会場スタッフに渡しているのでしょうか。
そこでこちらでは当日関わってくれたプランナーや会場スタッフへのお心付けは必要なのか、また渡すとしたらいつ誰に、いくらくらい渡したらいいいのかなど、気になる心付けのマナーについてご紹介します。
結婚式場のスタッフに心づけは必要?
良い事が起これば悪いことも同じだけ起こるという云われから「厄除け」のために渡すとか、単純に「幸せのおすそわけ」とか、「感謝の気持ち」を伝えるためなど様々な考え方があり、一般的に結婚式で心付けは渡すものとされています。
ですが最近はお心付けを渡す新郎新婦側も高いサービス料を払ったうえでさらに心付けを渡すなんておかしいとか、会場側も心付けは一切受け取らないところもあり、お互いの意識や考え方もだいぶ変わり絶対に必要なものという意識は薄くなってきました。
なので情報誌やマナー本などに書いてあるから渡さなくてはいけないという考えはいりません。感謝の気持ちを伝えたいのであれば渡せばいいし、そう思えないのであれば渡す必要はありません。
そう、一番大事なのは渡したいという気持ちがあるかどうかです。
結婚式で心付けは誰に渡すべき?
結婚式に携わっているスタッフは会場やお願いしている内容によっても異なりますし、言い出したらキリがありませんが、ある程度は把握しておく必要はあるかもしれませんね。
結婚式に心付けを渡すスタッフは?
結婚式当日に心付けを渡すとすれば、こちらのスタッフでしょう。
- ウェディングプランナー
- 美容(ヘア)
- 美容(メイク)
- 着付け
- アテンダー(介添え)
- キャプテン(会場責任者)
- 司会者
- 音響
- ビデオカメラマン
- 写真カメラマン
- バスの運転手
確かにこれだけの人に心付けを配ろうとすると、金額的にも時間的(タイミング)にも大変ですよね。
そんなこともあってか、実際に渡しているのは「担当プランナー」「美容(まとめて)」「キャプテン」「司会者」「アテンダー」という人が多いようです。
結婚式の心付けはいつ渡す?
心付けは感謝の気持ちとして渡すものですが、実際には渡しそびれないようにということもあり、先に渡すのがマナーとされています。
ですので、基本的に渡すタイミングはそのスタッフにお世話になる前。
初めて会った時に「今日はよろしくお願いします」という言葉と共に目立たないように、さりげなく渡しましょう。
その場合はあらかじめポチ袋に2,000円・3,000円・5,000円など金額がわかるように用意しておき、その場ですぐに渡せる準備をしておくのも良いでしょう。
結婚式の心付けはプランナーだけは別の日?
大きなホテルなどの場合ずっと打ち合わせをしてくれたウェディングプランナーは当日はいない場合が多く、当日には渡せない場合もありますので、その場合は最後の打ち合わせの時や事前に行う前撮りや荷物の搬入などの時に渡しておくと良いでしょう。
結婚式の心づけをスタッフに渡すなら相場は?
心づけはあくまで気持ちですが、みんなは大体いくらくらいを渡しているのでしょうか。
こちらではスタッフ毎の金額の相場をご紹介します。
- ウェディングプランナー:3,000~10,000円
- 美容(ヘアメイク:着付け):3,000~5,000円
- アテンダー(介添え):3,000~10,000円
- キャプテン(会場責任者):5,000~10,000円
- 司会者:5,000~10,000円
- 音響:3,000~5,000円
- カメラマン:3,000~5,000円
- バスの運転手:2,000~3,000円
心付けの金額の差は、こだわりの差です。
例えばヘアメイクはこだわりがあって当日も色々と注文をしたいとか、披露宴の演出に細かいリクエストをしているなどの場合は上限に近い金額にすると良いですが、特にこだわりがない場合は下限の金額で十分でしょう。
結婚式の心付けにお菓子を渡してもいい?
中には心付けを一切禁止している会場もありますし、着付けやサービススタッフなどのたくさんの人に感謝の気持ちを伝えたいという場合には、菓子折りを用意してみてはいかがでしょうか。
お菓子なら心付けはNGの会場でも受け取ってくれるはずですし、きちんとみなさんでと伝えればスタッフが何人いるかわからない場合や、サービスなどのたくさんのスタッフがいる場合でも、2人の気持ちは行き届くはずです。
まとめ
結婚式の会場スタッフに渡す心付けの一般的なマナーをご紹介しましたが、絶対にこうしなくてはいけないという決まりはありません。
ですので、金額や渡すもの、またタイミングなどについては自分が納得できる方法を選べばいいのです。
スタッフへの心付けも気になりますが、まずはステキな結婚式になることを第一に考えましょう!