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RSウィルスに感染した赤ちゃんの症状や熱は?入院は必要?

      2017/09/13

RSウィルスは乳幼児が感染すると重症化する危険性があると言われているから、感染すると心配になりますよね。

 

でも大丈夫!

ほとんどの場合、ちゃんと見守ってきちんと対処すれば数日で良くなっていくものなので焦りは禁物です。

 

そこでこちらでは1歳未満の赤ちゃんがRSウィルスに感染した場合の具体的な症状や何度くらい熱が出てどれくらい続くのかをご紹介。

さらにどのような状態になったら入院が必要となるのかなどをご紹介します。

 

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RSウィルスに感染した場合の赤ちゃんの症状は?

まずRSウイルス感染症は主に秋から冬にかけて流行する呼吸器の感染症です。

 

ただRSウィルス自体は誰でもかかる風邪の一種で、あまりひどくなければ風邪と診察されて終わるケースも多いんです。

 

POINT生後1歳までに半数以上、2歳までにはほぼすべての子供が感染すると言われています。

 

RSウィルスに感染した赤ちゃんの具体的な症状

RSウィルスに感染するとまずは鼻水と軽い咳、その後発熱というパターンが多く、約3人に2人はこのような軽症で終わってしまうケースが多いようです。

 

●鼻水:RSの特徴。数日続き次第に粘稠度が増し多量になります
●咳:乾いた咳がでる
●発熱:38度~39度の熱が出る

 

ちなみに流行のピークは例年12月から1月となっていて、特に10月頃から増加する傾向にあります。

 

POINT初めて感染した時は比較的重い症状となる場合が多いので、この時期に風邪っぽい症状がみられたら早目に受診しましょう。

 

RSウィルスになった赤ちゃんの熱はどれくらい?

なかかなか熱が下がらないといつまで続くのか不安になるし、高熱で苦しそうにしている赤ちゃんを見ると本当に辛そうで代わってあげたくなりますよね。

 

でも一般的に熱は高くなったり低くなったりを繰り返したりしながら、4日~5日すれば下がると言われています。

 

ちなみにRSウィルスは「日にちが薬」とも言われていて特効薬はなく、病院で処方される薬も咳止めや痰を切るなどの薬なんですね。

 

その他にも鼻水・痰の吸引や吸入などの対症療法を中心としているため、基本的には体がウィルスに勝つのを待つしかないのです。

 

POINTちなみに一般的にRSウィルスの潜伏期間は4日~6日。また発熱などの症状が出てから回復するまでには10日~2週間くらいかかるので、油断せず慎重に見守りましょう。

 

 解熱剤の効果はどのくらい?

病院で解熱剤を出してくれることがありますが、これはあくまで一時的に熱を下げるためのものです。

 

なのでRSウィルスなどの感染症の場合、完治してなければ一度下がってもしばらくするとまた上がります。

 

かかりつけの小児科の先生に聞いてみたら、解熱剤は一時的に39度の熱を38度くらいに下げる程度のものと思っておくべきと言われました。

 

そうは言っても少しでも楽にしてあげたいですから、処方されなかった場合は相談してみてもいいですね。

 

RSウィルスの赤ちゃんの自宅療養中に気をつけること

早く治るためにも自宅療養している間は発熱以外にもこのようなことに注意して経過を観察しましょう。

 

●水分補給をする
子供は脱水症状になりやすいので、少しづつこまめに水分を与える。
白湯・麦茶などで十分ですが、月齢が低い場合はミルクのみでも良いでしょう。

 

●睡眠をとる
鼻水が喉に周りこんで辛そうであれば、背中から頭を少し高くしてみるなどして眠れる環境を整えましょう。

 

●部屋を保湿する
加湿器などを使って部屋の湿度をあげて乾燥を防ぐ。

 

●鼻水の吸引
赤ちゃんは鼻がかめないので、こまめに鼻の吸引をしてあげます。

また寝室は真っ暗にしないで、赤ちゃんの呼吸がわかるようにして様子を見ましょう。

 

 

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RSウィルスに感染した赤ちゃんが入院になる症状に注意!

乳児期にRSウィルスに初感染した場合でも、約7割の赤ちゃんは投薬や自宅療法等で症状は軽くなって治ります。

 

でも約3割の子どもは気管支炎・細気管支炎・肺炎といった重篤な症状を引き起こすと言われています。

特にこのような症状が出た時は夜間であってもすぐに病院に行って診察してもらいましょう。

 

  • 40度近い高熱がでる
  • 呼吸する時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と音がする
  • 息をするときに胸がペコペコとへこむ
  • 呼吸が早く回数が増える(1分間に60回くらい)
  • 明らかにグッタリしている
  • 唇が黒っぽいく顔色が悪い
  • 水分が取れない

 

POINT重症化した場合は入院しての経過観察や、酸素投与や点滴、その他の対処療法が必要となるので症状は注意深く慎重に見守ることです。

 

重篤化しやすい子どもの特徴

またこのような子供の場合は重篤化しやすいと言われているのでさらに注意が必要です。

 

  • 6カ月未満の乳児
  • 早産児(在胎期間35週以下)
  • 気管支肺異形成症や先天性心疾患がある
  • ダウン症などの基礎疾患がある

こちらに当てはまる子供の場合、先程の症状が見られたら迷わず救急で病院に行きましょう。

 

まとめ

RSウィルス自体は1歳までに50~70%、2歳までにはほぼ100%の子どもが少なくても1度は感染すると言われているけど、約7割の子は軽い症状で済むと言われています。

 

ただ特に1歳以下は重症化することもあるので、慎重に経過を観察することが大事です。

 

RSウィルスは一度感染しても免疫が十分にできないため何度も感染を繰り返しますが、徐々に免疫ができてくれば症状は軽くなり、3歳を超えると普通の風邪と診断されることがほとんどです。

 

なので特に兄弟がいる場合、まずは風邪のウィルスを持ち込まないことが大事!

園や学校から帰ってきたら手洗い・うがいをしっかりさせ、咳などが出る場合はマスクをさせたり、なるべく接触を避けるように心がけ赤ちゃんをウィルスから守りましょう。

 

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