卵の賞味期限切れは何日まで?ムダない活用法や冷凍保存方法
賞味期限切れになった卵って、捨てるのはもったいないけど、いつまでなら食べてもいいのか迷いますよね。
こちらでは卵の賞味期限や、賞味期限をすぎた卵はどうやって食べたらいいか?また冷凍保存することはできるのか?など卵の保存と期限、また消費方法などについてご紹介します。
卵は賞味期限切れでも何日までは大丈夫?
まず卵に表記されている賞味期限は、生で食べる場合の期限なんです。
でも賞味期限を過ぎたからと言って、その日を境に生で食べられなくなるわけでもありませんから、もし生で食べる場合は卵を割って臭いや卵黄・卵白の状態などを見て、問題なければ生でも食べられます。
もし見分けに自信がないという場合はやっぱり賞味期限で判断するしかないけど、それもちょっともったいないですよね。
それなら賞味期限が切れた卵は加熱処理をして食べればいいのです!
実は卵は野菜などと同様、加熱する場合の賞味期限は設定されていないので、よく加熱して食べるのであれば、冷蔵庫に保存しておけば賞味期限を過ぎても1カ月くらいは普通に食べられます。
ちなみに管理人の家では賞味期限が切れた卵がよくあります。以前は2カ月以上賞味期限が過ぎてしまった卵が出てきたこともmありますが、しっかり加熱調理をして食べたところ、まったく問題ありませんでした^^
卵の賞味期限!ゆで卵・半熟の場合は注意しよう
ただ、ゆで卵や半熟卵などの加熱した卵の賞味期限には注意が必要です。
ゆで卵の賞味期限と注意点
卵は加熱すると日持ちしなくなります。
なのでもし賞味期限内であったとしても、調理後2-3日中には食べてしまわないと白身が黄色っぽくなったり、ぬるぬるしてきたりしてしまうので、ゆで卵などは賞味期限に関係なくできるだけ早く食べるようにしましょう。
半熟卵の賞味期限と注意点
半熟卵は加熱してあったとしても、考え方としては生卵と同じです。
他にもとろとろ卵のオムライスなど半熟系の料理に使う場合も、卵は賞味期限内のものを使いましょう。
また卵を長期保存するには生のままが一番なので、必要な分だけを加熱調理して使うようにしましょう。
賞味期限切れ卵の活用法は?
賞味期限を過ぎても加熱すれば大丈夫とは言っても、どんな料理に利用したらいいのか?と悩む人もいるかもしれませんね。
でもそこは難しく考える必要はありません。
いつも食べているこれらの料理も半熟やとろーりではなく、すべて固焼きでしっかりと加熱すれば大丈夫です。
- ゆで卵
- オムライス
- 卵焼き
- 目玉焼き
他にもこちらのようなオーブンや蒸し器などで長時間加熱するレシピもおすすめです。
- キッシュ
- プリン
- パウンドケーキ
あまりに心配な人は思い切って処分してしまいましょう。
余った卵を冷凍保存しておく方法
お肉などは普通に冷凍保存しておく人も多いと思いますが、卵も同じように冷凍することができたらいいのにと思っている人もいるでしょう。
実は卵も冷凍保存することができるんです!
卵を溶いて冷凍する方法と活用レシピ
卵は割って、溶いてから冷凍することもできます。
その際はラップなどをひいた器に流し入れ、しっかりと口をとじて冷凍しておきましょう。
【おすすめ調理方法】
●卵スープ
●オムライス
●卵焼き
●チャーハン
●かに玉
卵をそのまま冷凍保存する方法と活用レシピ
なんと卵は殻付きのまま冷凍することもできるんです!
ただ、冷凍している間に殻は割れてしまうので、ジップロックなどの袋に入れて冷凍しておき、使う時に殻を剥きましょう。
【おすすめ調理方法】
●卵かけご飯:凍った卵を乗せてお好みで醤油などをかけるだけ
●卵巾着:半分に切ったあぶらあげに冷凍卵を入れれば調理がとっても簡単!
●ハンバーグ:凍った卵をハンバーグのネタで包んで焼くだけ
●コロッケ:卵を潰したじゃがいもで包み、衣をつけて揚げます
●天ぷら:凍った卵に小麦粉をつけ天ぷらの衣をつけて揚げます
●ミニ目玉焼き:凍ったままの卵を半分に切って焼くだけ。かわいい目玉焼きができます
解凍した白身の利用方法と活用レシピ
ちなみにそのまま冷凍した卵は溶かすと黄身は固まったままですが、白身はどろっと元取りになりますので泡立てて使うこともできます。
【おすすめ調理法】
●シフォンケーキ
●マカロン
●カッサータ
●ムース
●メレンゲクッキー
冷凍錦糸卵
いつものように薄焼き卵を焼いて、冷めたら細かく切っておきます。
自然解凍させれば、ちらし寿司や、酢の物など、ちょっぴり使いたい時にとっても便利です。
また用途によっておすすめの冷凍方法は違うので、どんな料理に使いそうかも考えてから冷凍するといいですよ。
まとめ
賞味期限を過ぎた卵は保存状態などによっても変わるので、残念ながらいつまでなら大丈夫というはっきりした答えはありません。
確かに卵の鮮度は日が経つにつれて落ちてきますが、賞味期限を過ぎたからと言ってすぐに食べられなくなるわけではありませんし、保存状態などによっても変わるので最終的には自己責任となります。
確かに不安に感じながら食べるのは良くないので、是非卵のことを知って無駄なく安心して使える良い方法みつけてみてくださいね。