インフルエンザ予防はうがい手洗い以外に対策グッズや食べ物で効果をアップ
2017/12/01
予防接種はしたけど、とにかくインフルエンザに感染したくないから、それ以外にできることがあれば何でもしたい!
そんな方のために効果的な手洗い・うがいの方法や、外出時におすすめの持ち物や予防対策グッズ、また感染予防に効果がある食べ物をまとめてみました!
インフルエンザ予防のうがいと手洗いは効果的?!
小さい頃、外から帰ってくると「うがいと手洗いは?」とよく言われたものですよね。
でも最近では、このうがいがインフルエンザ予防にはあまり効果がないなどと言われています。
その理由は「インフルエンザウィルスは気道に付着すると約20分で細胞の中に取り込まれるため、20分毎にうがいをするのは非現実的な予防法」だとされ、それを根拠にうがいの効果はないと言われているんです。
まぁ確かに20分おきにうがいをするなんて無理な話です。
…でもちょっと聞いてください!
京都大学の研究グループが行った調査では「水でうがい」「ヨウ素系うがい薬でうがい」「何もしない」の3つのグループを追跡調査した結果、15秒を2回、1日3回以上の「水うがい」をしたグループが「何もしない」グループよりも風邪の発症が40%減ったと報告されています。
つまり、うがいは【風邪の予防に効果がある】ということが実証されているんです!
そう、この冬の時期インフルエンザにだけ感染しなければ良いわけではありませんよね?
だから、インフルエンザを含め風邪の感染も防ぐためにもうがいは効果的な方法なんです。
また色んなところを触った手にはどんなウィルスやばい菌がついているかわかりませんから、もちろん手洗いも必須!
そこでこちらではより効果を高めるためのうがい、そして手洗いの方法をご紹介しましょう。
うがいの効果的な方法
① 水などを口に含んだら、口を閉じて口の中を頬の筋肉を使ってブクブクとゆすいだら吐き出します。
② もう一度水を口に含んだら、上を向いて「お~」と発声しながら約15秒うがいをします。
③ 口の中で水が温かくなってたと感じたら吐き出します。
④ それを2-3回繰り返します。
LOOK水でも効果はありますが、うがい液や、カテキンを含むお茶・紅茶などの「お茶うがい」もさらに効果的です。
手洗いの効果的な方法
① まずは水で手を洗います
② 石鹸などをつけ、手のひら・指の腹の部分を洗う
③ 手の甲・指の背を洗う
④ 指の間(側面・付け根)を洗う
⑤ 親指とふくらんだ部分を握り洗いする
⑥ 指先は特に入念に洗う
⑦ 手首も忘れずに洗う
⑧ 石けんが十分落ちるまで、流水でよくすすぐ
⑨ 清潔なタオルなどでよく拭き取って十分に乾燥させる
インフルエンザの予防対策!外出時の効果的なグッズは?
家に帰ったらまずうがい&手洗いですが、菌に感染することが多くなる外出中にもできる限りの対策もしておきたいですよね。
そこでこちらでは外出時にも効果がある、インフルエンザ感染を予防するお出かけ時の対策グッズをご紹介してみましょう。
インフルエンザ予防にはマスクを着用
低温低湿なところを好むインフルエンザなどのウィルスは、高温高湿が苦手。
そこでマスクをして喉や鼻周りの温度と湿度をあげることが、インフルエンザ予防にはとても効果的なんです!
またマスクの効果を上げるためにも付け方が重要!
鼻すじにピッタリ合わせ、あごまでしっかりと覆って顔との隙間をなくすことで効果はグッとアップしますので、ぜひ自分の顔の大きさに合わせたマスクを選んだりゴムを縛るなどしてきちんと着用しましょう。
インフルエンザ予防にのど飴を!
のど飴を舐めると唾液が出て口の中の乾燥を防ぎ、菌の付着を防いでくれる効果があります。
特にまた、喉のマスクとも呼ばれているのは「インフルブロックのどあめ」
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こののどあめは燕の巣やシアル酸・クエン酸・アンシアニンなどを含み、インフルエンザや風邪などの予防に効果的と例年冬になるとテレビやSNSでかなり話題になります。
こちらは成分にもこだわりぬいたためお値段も2,700円と高めですが、一粒なめると約2時間、喉をウィルスから守る効果が持続するとのことなので試してみても良いですね。
インフルエンザ予防に飲み物を!
外出中には、ペットボトルや水筒に飲み物を持ち歩いて時々飲みましょう。
インフルエンザなどのウィルスが喉の粘膜につくと20分ほどで体の中に侵入してしまうというのは先程説明しましたが、感染してしまう前にそのウィルスを飲み物で胃に流し込んでしまうのです。
それじゃあ即感染しちゃうんじゃないの?と思いますよね。はい、私はそう思いました^^;
でも大丈夫!胃まで流し込まれたウィルスは強力な胃酸で死んでしまうんです。
さらに飲み物を飲むことは喉の保湿のためにも効果的ですから、ドリンクを持ち歩くことはおすすめです。
インフルエンザ予防に除菌スプレーを携帯
外出時は色んなところに触ってしまうことも多いけどなかなか手を洗えないこともありますから、除菌スプレーを持ち歩いてこまめに除菌しましょう。
おすすめは「ドクタープラス」という次亜塩素酸水!
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こちらは不純物を極限まで取り除いた「純水」と、低濃度の「食塩水」を電気分解して生成された、環境と人体にや優しい安全な電解除菌水です。
また薬品を使用していないことから全国の病院や老人ホームなどでも感染対策として使用されていて、さまざまなインフルエンザやノロウィルスなどのウイルスに対して強力な除菌効果があるとされています。
インフルエンザの予防対策!効果的な食べ物は?
インフルエンザの感染予防のためには、体を健康にしてくれる免疫力をアップする食べ物を摂るという方法もあります。
~生姜~
生姜には体を温めたりする他、血行を促進したり、新陳代謝をアップする効果があります。
体温が1度下がると、免疫力は30%も減るという検証もあるので、生姜で体の中から温めることは、インフルエンザウィルスの感染を予防する力が高まることになるのです。
~大根~
大根の辛み成分のイソシアシアネイトには抗酸化作用を高める効果があり、免疫力を高めてくれます。
ちなみにこの抗酸化作用は熱に弱いので、大根おろしやサラダなど、生で食べるのが効果的です。
~長芋~
長芋などのネバネバ成分のムチンは体の中の粘膜を保護しさまざまな病気の予防につながるとされ、インフルエンザなどのウィルス感染予防にも効果があると言われています。
ちなみにこの成分も熱に弱いので、生で食べるのがより効果的です。
>>>【引用】ナガイモでインフルエンザ予防!
~納豆~
納豆のネバネバの成分もムチン!長芋と同様に体の中の粘膜を保護してくれる効果があります。
また納豆にはビタミン・ミネラルなどの栄養素の他、免疫力を高めてくれる効果もあるサポニンという成分も含まれていてウィルスの侵入を防ぐ効果が期待できるのです。
~緑黄色野菜~
おすすめはにんじん・かぼちゃ・ほうれんそうなど。
これらのの緑黄色野菜に含まれるβカロテン(ビタミンA)は、インフルエンザウイルスが付着する鼻やのどの粘膜を潤しす働きがあり、体内への侵入を防いでくれる効果があります。
~R1ヨーグルト~
ヨーグルトなどに含まれる乳酸菌はインフルエンザの予防になると言われています。
中でもR1ヨーグルトは、給食などに取り入れてインフルエンザにかかる子どもが減ったという地域などがありました。
これはR-1ヨーグルトに含まれている「ラクトバチルスブルガリクスOLL1073R-1」という乳酸菌が作り出すEPS(多糖体)という成分が免疫力アップやインフルエンザ対策に効果があると言われているんです。
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毎年冬の間、R1ヨーグルトが出されているのですが、去年の保育園からの報告によるとある期間の市内の幼稚園・保育園の欠席者が11.9%だったのに対し、9.8%、また、園児が約90~120名の他の園では学級・学年閉鎖や、1日に10名以上が休む中、倍の250名の園児が通う娘の保育園では一回も学級閉鎖などもなく、1日に10名以上が休む日もなかったと報告されていました。
インフルエンザ予防に飲む乳酸菌サプリ
免疫力をアップさせ、インフルエンザ対策に効果があると言われている乳酸菌をより簡単に摂取するには、乳酸菌サプリを飲むという方法もあります。
今はさまざまな種類があり免疫力がアップするだけでなく、美肌効果や、便秘解消、また中性脂肪を減らすなどの効果が期待できる乳酸菌サプリもあるので、美容と健康のために試してみるのもおすすめです。
まとめ
インフルエンザを予防に効果があるものをまとめてみましたが、どれも絶対ではないし効果には個人差もあります。
またインフルエンザは免疫力が下がっていると感染しやすくなるので、規則正しい生活や十分な睡眠も心がけながら、こちらの感染予防対策も併せて試してみてくださいね。