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産後クライシスはいつまで続く?皆の体験談や乗り越える方法は?

   

産後クライシスとは子どもが生まれた後に起こる夫婦の危機のこと。家族での楽しい生活が始まるはずが、それをきっかけに夫婦仲が悪化して最悪は離婚という場合も!

これって自分だけ?とか私だけが悪いの?と悩みながらも、1日も早くその状況を何とかしたいというママは多いはず。

そこでこちらでは産後クライシスはいつまで続くのか、またみんなは夫に対してどんな時にそう感じるのか、そしてどうやったら上手に乗り切ることができるのかなど克服方法をご紹介します。

 

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産後クライシスはいつまで続くの?

産後、イライラやストレスを感じると、これは一体いつまで続くのかと自分でも不安になるものですが、それはいくつかの原因と関係があると言われています。

 

1 産後のガルガル期が終われば終わる説

これは動物は出産すると子どもを守るという習性があり、本能的に気性が荒くなると言われています。

そこから考えると産後半年くらいもすれば治るということになりますね。

 

2 ホルモンバランスが整えば終わる説

よく生理前になるとイライラしたり、涙もろくなったり、精神的に不安定になると言いますよね。

特に妊娠から出産、育児をしている間はホルモンバランスが急激に変化するために、生理前と同じような現象が起こると言われています。

生理が再開し始めるのは個人差がありますが、7-8割のママが出産後8カ月くらいで再開しているようですので、その頃が目安かもしれません。

 

3 状況が変わるまで終わらない説

実はイライラの原因がなくならない限りは終わらないという意見が圧倒的。

相手が変わるか、自分が変わるか、はたまたなんらかの環境の変化がない限り終わりはないということです。

この場合だと産後すぐに解決する場合もあれば、一生続くという場合もあり、お互いが変われなければ最悪離婚にまで発展してしまうこともあります。

 

ちなみに…

「パートナーを愛していることを実感するか」という調査で男性は妻が妊娠中が約7割で、2年後には4-5割に減ったのに対し、女性は妊娠中は同じく約7割だったのが2年後には2-3割まで減ったという結果があります。

やっぱりこれは産後クライシスを上手に乗り切れていない女性が多いという証拠なのかもしれませんね。

子どもが1歳を過ぎてもイライラが続くようなら、体ではなく心が原因と考えられるでしょう。あまり長期化するとどんどん状況が悪化してしまうこともあるので、早目の心のケアが大事です。

 

みんなの産後クライシス体験談を聞いてみよう

産後クライシスは生活のリズムの乱れや、ライフスタイルの変化により、自分の時間が取れないなどのストレスでも起こりますが、最も多いのは育児や家事に協力しない夫に対しての不満で起こるというケース。

もちろん産後クライシスなんて感じなかったという人もいますが、産後はデリケートな時期なので普段は聞き流せることでも深く傷ついたりしちゃうので、大なり小なり経験しているという人の方が圧倒的に多いのです!

そこでこちらではみんなが夫のどんな時・どんなことにイラッとしたのかをご紹介してみましょう。

 

育児にかかわる姿にイラッ

・母乳育児がうまくいかない時に「出ないおっぱいでもいいから吸わせてあげなよ」と言われた。

・仕事で帰りが遅い為育児はまかせっきり。たまに早く帰って来ても疲れたと言って何もしてくれない。

・ご飯を交代で食べるため、子守りをバトンタッチしたら30分もすると疲れて嫌な態度をとる。

・子供が泣いていても「泣いてるよ~」と言って、あやそうともしない。

・せっかく寝かしつけたのに、遅くに帰ってきて子供をいじって起こしてしまう。

・夜泣きする子供に「うるさいな~」

・世の中の育メンブームにのって気が向いた時だけやって、育メンぶってるところ。

・出かける時、自分の身支度だけやって「まだなの?」と言ってくる。

 

家事に非協力な姿にイラッ

・育児で大変なので、夕食は簡単なものばかり出していたらイヤミを言われた。

・食事のあとはこれまでと変わらず食器はそのまま放置。

・子どもが生まれたら家事を手伝うと言っていたのに、お風呂掃除はたった3日で終了。

・あれは?これは?といちいち聞いて自分でやろうとしない。

 

変わらない独身気分にイラッ

・体のことを考えて野菜中心の食事を作っても食べない上に、お菓子やアイス、ジュース、ビールばかり食べる。

・休日は自分の趣味を楽しむために1人で勝手に出かけてしまう。

・ご飯が終わればゲームに夢中。夜中までやっている。

 

デリカシーのなさにイラッ

・産後なかなかへこまないお腹をつままれて「まだお腹にいますか~」って言われた。

・おしりを触ったり、胸を触わったり、嫌だと言うのにしつこく触わる。

・生まれてすぐ、なかなか眠れない時期に体調を崩したら「寝てれば治るよ」と言われた。

・ちょっと子どもを抱っこしててと頼んだら、その後「肩もんで」と言われた。

・度々子供の様子を見に来る義母をどうにかしてほしいと言ったら「初孫だから仕方ない」と言った。

・こうすればいいって言ってたよなど、義母から言われたことをそのまま言ってくる。

 

あるある!と思わず共感した方も多いんじゃないでしょうか。

確かにこんなことが続くとつい「なんで私だけ?」とか、「こんなはずじゃなかった」とか、「もうこんな生活はうんざり」と感じてしまいますよね。

そして挙句「旦那なんか嫌い」「もういらない!」なんて思ってしまう…でもそれは決してあなただけではなく多くの女性も経験していることなんです。


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産後クライシスを乗り越える方法は?

育児は大変なことの連続なので、心無い言葉を平気で口にしたり、のほほ~んと自分のことだけ考えている夫を見るとストレスを感じるのは当然でしょう。

でも多くの女性がそこをなんとか克服しているんです。

そこで産後クライシスを乗り切る対処法をいくつかご紹介しましょう!

 

パパの担当を作っちゃう

子どもが生まれたら、パパがいる時のお世話する担当を決めてみましょう。

その際、どうしてもノロノロもたもたしているとついイライラしてしまうので、例えばゆっくり出来るお風呂や着替え、離乳食やミルクをあげることや、遊びの相手など、ゆっくりでも大丈夫なものがおすすめ。

夫の育児への参加!
やり方や違うとか、口や手を出したくなってもそこはじっと我慢ですよ。

 

ママの休日を作ろう

これはパパの多大なる協力が必要ですが、子供のことはぜーんぶパパに任せて、お買い物を楽しんだり、映画を観たり、1人でお出かけできる自由な休日を月に1回でいいので作りましょう。

もしパパが難しい場合は実家にお願いしたり、サポートセンターに預けるなどでも良いでしょう。

とにかく気分転換をすることは、健全な心と体にはとっても大切なことなんです。

ママにもオフデーを!
ただしパパにお願いした日はパパのしたことに口出しは禁物ですよ。

 

気持ちを伝え夫婦で話し合う

産後のイライラはホルモンバランスの影響もあるのは事実なので、まずはそういう時期であることを伝えてみましょう

また男性は言わないとわからないので、はっきりと

「産後の育児が大変で、心に余裕がなくてついイライラしてあなたは悪くないのに当たってしまう。でも余裕がなくなってしまうくらい大変なの」

とか

「少しでも家事を協力してほしい。出来ないからやらないのではなく、一緒に出来る限りの事をしてみてほしい」

などとお願いしてみるのも良いでしょう。

話して和解しよう!
黙っていても思いは伝わらない!最悪の事態を避けるために夫婦で協力できるよう、話し合うのも解決の1つの方法です。

 

たまに褒める

これは産後に限ったことではないですが、男性は褒められることに弱いんです。

「ありがとう」とか「助かったわ」など、ほんのちょっとでもいいので、ねぎらいの言葉をかけると俄然やる気になる旦那さんは実に多い!

もし完璧になっていなくても「これじゃあ意味がない」なんて言わずに、後でそっと自分が直せばいいので、やってくれたことに感謝する気持ちも持って接してみましょう。

褒めて伸ばして楽しよう!
今後のためどうしても一言物申したい場合は「今日は95点!ここがこうだったら100点だったね」などやんわり伝えてみましょう。

 

誰かに話してストレス発散

女性って、だれかに悩みや不満を聞いてもらうと、それだけでなんだか気が軽くなりますよね。

だから、信頼できる人にストレスの原因をぜーんぶ話して聞いてもらっちゃうのです。

根本的な解決にはなりませんが、手っ取り早くすっきりしたいならこの方法もおすすめです。

言ってスッキリ心の掃除!
あなたのことをよく知る相手なら、思わぬ解決策を提案してくれるかもしれませんよ。

 

亭主元気で留守がいい

これはほぼ最終手段ですが、もういないものと思っちゃいましょう!

家にいられてイライラするぐらいなら、外出してもらう方がいいし、頼んだことをやってくれないがためにイライラするのは疲れるので、旦那は元気に仕事に趣味に生き、養ってくれる人と思って割り切っちゃうのもひとつの方法です。

心は母子家庭!
ただなるべく子供には「パパはがいない方がいい」という気持ちは伝わらないように気をつけましょうね。

 

イギリスの神学者、トーマス・フラーは「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ」という名言を残しています。

これは結婚を決める前には両目を見開くようにして相手をよく見るべきであり、結婚後は相手の欠点は片目を閉じるぐらいの寛容さが必要であるという意味なんですが、実に深い!!

家の中にいるとどうしてもすべて夫に目が向きがちなので、そうしないようにする努力もちょっぴり必要ですよ。

相手に完璧を求めたところでそれは無理な話だし、自分の思い通りに動いてほしいなんて不可能なので、我慢せずはっきりと思いを伝えるとか、自分の考え方を変えしまった方が早いし簡単です。

 

まとめ

産後クライシスは肉体的なことではなく、精神的な部分が引き起こすというケースがとても多いので、結局いつまで続くかはその人次第なんです。

女性とは違ってなかなか変わろうとしない夫、いつまでたっても育児がこなせない夫を見るとイラッとする気持ちもわかりますが、自分だけ頑張っていると思うと辛いものになってしまうので、上手に旦那さんを家事や育児に巻きこんでしまいましょう。

そうすれば自ら産後クライシスを脱出することができるし、育児も楽しくなり、夫婦仲も良好になっていくはずです。

産後クライシス真っ只中の時期は辛いけど、それは誰にでもある時期で、いつかは笑って話せる時期がくると思って気持ちを楽に乗り切りましょう!

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