結婚式のご祝儀の中袋の書き方の基本!ボールペンはOK?封はどうする?
2017/12/10
結婚式のご祝儀袋の中袋には名前や金額を書いた方がいいと聞いたけど、いざ書こうと思ったらどっち面に何を書いたらいいのか、筆じゃなくボールペンでもいいのかなど気になることがありますよね。
そこでこちらでは知っておきたい中袋の基本的な書き方と上手に書くポイントなどをご紹介!
また中袋を上手に入れるコツなども併せて参考にしてくださいね。
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結婚式のご祝儀の中袋の基本的な書き方
結婚式のご祝儀袋の中袋には何も書かなくてもいいという説もあれば、金額・住所・名前は書くべきという説もあって、実ははっきりとしたマナーはありません。
つまり書いても書かなくても失礼には当たらないということなんですね。
でも最近は何も印刷がない真っ白な中袋には、表に金額、裏の左側に住所と氏名を書くのが一般的になってきています。
それはなぜかというと、本人やご両親がご祝儀を確認しやすいようにと言う気遣いからなのです。
実際に結婚式をするとよくわかるんですが、ご祝儀を確認する時ってバーッと中袋を出して中身を確認するので何も書いてないと誰からいくら頂いたかがわからなくなってしまうので、中袋に金額が書いてあるとスゴク助かるんですね。
だから自分が結婚式をした後からは中袋にも確認がしやすいように金額や名前などを書くようにしたという人も多く、書いておくのが親切なので書きましょうという風潮が広まっているんです。
結婚式のご祝儀の中袋の名前の書き方
では次に中袋の書き方について詳しくご紹介していきましょう。
まず名前は封筒の裏に書きます。また芳名帳などもあるのでわかっていますが、できれば住所も書いた方がより親切です。
書く場所は封筒の左側の方に、名前>住所>郵便番号の大きさになるように書きましょう。
LOOK上手に書くポイント
右から書くと左が詰まってしまったり、せっかく書いた字を右手ですって汚してしまうこともあるので、一番左の名前から書きましょう。
結婚式のご祝儀の中袋の金額の書き方
ご祝儀の金額は封筒の表に書きます。
書く場所は封筒の中心の少し上側に大きく書きましょう。
頭には「金」をつけ、少し開けて「○万円」と金額を書きますが、こちらの漢字や漢数字を使って書きます。
ニ → 弐
三 → 参
五 → 伍または五
七 → 七
八 → 八
十 → 拾
万 → 萬
円 → 圓または円
LOOK上手に書くポイント
中心が揃っているだけでかなり上手に見えるので、とにかくまっすぐに書くことを心がけましょう。
結婚式のご祝儀の金額には也をつける?
「金 ○蔓円」の後ろに「也」をつけるかどうかは、どちらの説もあります。
正式にはつけるという説もありますが、それは円の下に銭(せん)とか、厘(りん)という単位があった時代に金額を修正されないためにつけていたためなので、その単位が存在しない今は必要ないということになります。
また10万円以上の高額な金額の場合のみつけるという説もありますが、これも絶対というわけではないし、書籍やマナー講師などによっても見解が違います。
ですから「也」はつけてもつけなくてもマナー違反ではないので、どちらでも大丈夫です。
中袋の表に住所などが印刷されている場合
ご祝儀の中袋には、このように表に住所と氏名、裏に金額を記入する欄が印刷されているものがあります。
一般的には表に金額、裏に住所・氏名を書くのでこれでは逆ということになりますが、この場合は書いてある項目に従って記入すればOK!特に失礼にはあたりません。
POINT書く欄が横書きなので、「金参萬円」や「参萬円」でもいいですが、「30,000円」と書いても大丈夫です。
結婚式のご祝儀の中袋はボールペンでもいい?
ご祝儀の外袋や短冊には、毛筆や筆ペンなどを使って名前を書くのがマナーとされていますよね。
できれば中袋も毛筆か細目の筆ペンなどで書くのが好ましいですが、中袋に限っては筆書きでなくても大丈夫です。
中袋に名前や金額を書くのは、後でまとめたり確認したりする際にわかりやすくするためでもあり、何より外側からは見えないので、もし筆書きに自信がないのであれば万年筆やボールペンなどで書きましょう。
注意お祝いごとなので濃い黒のインク性のものを使いましょう。不鮮明なものや薄い黒はお祝い事には失礼にあたります。
結婚式のご祝儀の中袋は封するべき?
中袋に名前や金額を書いたあとはお金を入れますが、基本的に中袋には封はしません。
特に糊付けしてしまうと開封する時にすごく手間がかかるし、中袋はご祝儀袋に入れてお渡しするので封する必要はないのです。
ご祝儀袋にきれいに中袋を入れるコツ
ご祝儀袋についている水引を、中袋を入れるために外してしまうと元通りにならなくなったり、シワや折れてしまったりすることがよくあります。
そこで外側の祝儀袋を傷つけることなく入れられる方法をご紹介しましょう!
① 水引を少しづつ上にずらす
② 折れている下側の部分を外す
③ 中袋を下からそっと入れる
④ 下の部分を②の状態に戻す
⑤ 水引を少しづつ動かし①の状態に戻して完成☆
注意結婚式は裏の折り返しの重なりは、下側が上向きになるように重ねなくてはいけないので、外した時には注意しましょう。
結婚式のご祝儀の中袋~まとめ~
結婚式のご祝儀の中袋の書き方ははっきりとした決まりもなければ、そもそも中袋に書くのは業者や親戚や近所の方がお金をまとめるお葬式の時だけという説もあります。
なので特に風習などがなければお相手を気遣い、整理をする都合を考えて書いておきましょう。
ほんの少しのことだけど礼儀正しいとか、気が利いてると好印象を受けますよ。
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