箱根のあじさいを電車で楽しむ!見頃と名所といえばどこ?
2020/07/15
箱根はしっとりと情緒溢れる姿が愛らしい「あじさい」が約1か月間楽しめる場所です。
あじさいのきれいな場所で停車し、下車して写真も撮れる電車に乗って、あじさいをたっぷり堪能してみませんか?
そこでこちらでは梅雨の時期に楽しめる箱根のあじさい電車、そして見頃や名所をご紹介します。
箱根のあじさいを電車で堪能!あじさい電車
東京方面から電車で行くなら新宿駅から箱根湯本駅までを結ぶ「小田急特急ロマンスカー」がおすすめ。
約90分で箱根の玄関口とも言える箱根湯本駅に到着します。
そしてそこから「箱根登山電車」に乗り換えてあじさいを堪能する旅に出かけましょう!
箱根のあじさいというと一番に思い浮かぶのは「あじさい電車」かもしれませんね。
ちなみに普通の電車とあじさい電車の違いは途中で停車して路線に降りて写真を撮ったりできるかできないかだけ。
なので、もし車窓から眺めるだけでも十分なら普通に運行している電車でも十分なんです。
昼間のあじさい電車は全席自由席。1時間に4本運行されていますがベストシーズンともなると平日でも大変混みあうので、座って車窓からあじさいを楽しみたいなら1-2本見送って乗るといいでしょう。
18:30を過ぎると沿線6箇所でライトアップされますので、昼とは違った幻想的なあじさいが楽しめるんですよ。
また期間中は全席予約・座席指定の特別列車「夜のあじさい号」が運行され、こちらでは途中車内の電気を消して徐行や一時停止したり途中の駅で記念撮影の時間が設けられているので一味違った夜のあじさいが堪能できます。
* 箱根登山鉄道公式ホームページ あじさい電車詳細
特におすすめは湯本駅付近、大平台から宮ノ下辺り、彫刻の森美術館付近
湯本駅から乗車したら進行方向右側があじさいが多くておすすめです(*^-^*)
また、強羅駅に到着して、時間にも余裕があれば早雲山駅までを結ぶ、箱根登山ケーブルカーに乗るのもおすすめ。
高低差が214mの急こう配を上っていくケーブルカーは迫力満点で車窓から間近に見えるあじさいもとてもきれいです。
箱根はあじさいの見頃が長く楽しめる場所
あじさいの開花状況は気候などによって異なりますが箱根のあじさいの見頃は例年6月上旬~7月中旬あたり。
例年箱根登山鉄道の場合だと見頃は
始発駅の湯本駅は標高96mなので6月中旬~6月下旬
終点の強羅駅は標高541mなので6月下旬~中旬
もし強羅駅まで上ってきてもあまりあじさいが堪能できなかったというなら、強羅駅で箱根登山ケーブルカーに乗り換えましょう。
こちらならさらに標高が高いところまで上っていくので7月上旬~7月下旬まで楽しむことができますよ。
見頃の時期がずれているので、どこかにいけば満開のあじさいがどこかでは堪能できるでしょう。
これが箱根であじさいを楽しむ最大のポイントです。
箱根登山鉄道沿線であじさいを満喫できる名所
こちらでは箱根登山鉄道と箱根登山ケーブルカーの停車駅から行ける、あじさいの名所をご紹介しましょう。
●阿弥陀寺(箱根登山鉄道・塔ノ沢駅下車:徒歩20分)
見頃:6月中旬~7月下旬
別名「あじさい寺」とも呼ばれるあじさいの名所で、参道や境内を埋めつくす3千株のあじさいがとても美しい。また和尚による琵琶の演奏も行われているので興味がある方は事前にチェックしてみては?
●あじさい小径(箱根登山鉄道・大平台駅下車)
駅を出ると左手の方に、大平台温泉の案内図があり、道々の曲がり角に小さな「あじさいの小径→」という看板があり、その案内に従って坂道や階段を上がって行くと旅館や家々の庭先に色とりどりの
あじさいが咲いているのを見ることができます。
●箱根強羅公園(箱根登山ケーブルカー・公園下駅または公園上駅下車:徒歩1分)
見頃:6月中旬~7月下旬
日本初のフランス式整型庭園で、あじさいの時期には園内のいたる所で様々なあじさいが堪能できます。また期間中は珍しいあじさいを集めた「あじさい展」なども開かれます
まとめ
箱根のあじさいの見頃はちょうど雨の多い6月中旬から7月中旬です。
お天気が良い日は眩しい箱根の山々の緑の中で咲くあじさい雨の日は雨粒に打たれてしっとりと咲く情緒溢れるあじさいが堪能できます。
車窓から見るあじさいはどちらもとても風情がありますので今年はお天気に関係なく楽しめる箱根のあじさいを鑑賞しに電車で出かけてみてはいかがでしょうか。