七五三の数え年と満年齢 3歳のお祝いはいつ?早生まれはどうする?
2015/07/28
子どもの頃は色んな行事がありますが、そのひとつが七五三ですよね。
うちもそろそろ?と思ったら、七五三は男女でお祝いをする年齢が違うとか、お祝いする年齢も数え年や満年齢などがあり、早生まれだとさらにいつしたらいいのかわからなくなることも。
そこでこちらでは七五三の3歳のお祝いをする時期についてご紹介します。
七五三で言う数え年と満年齢ってなに?
まず七五三とは11月15日に、男の子は3歳と5歳、女の子は7歳と3歳を祝う行事で、3歳の場合は男女ともお祝いをする年齢と言うことになります。
最近は記念写真と撮るだけというお家もあるようですが、本来は七五三は神社やお寺に行き、氏神様に子どもが無事に育ったことへの感謝と、今後の幸せを祈願するための行事ですので、やはり参詣には行っておきたいですね。
そして肝心の七五三をする時期ですが、大体2歳頃になると、「七五三はいつ?!今年でしょ?来年だよね?」と周りも慌ただしくなりますが、それは数え年でやる人と、満年齢でやる人の両方がいるからでしょう。
ではまず七五三をする時期を惑わす数え年と満年齢についてご紹介しましょう。
数え年と満年齢とは?具体的にご紹介!
まずは数え年と満年齢についてと、具体的に2013年(平成25年)10月生まれの子でわかりやすく説明してみましょう。
数え年とは
数え年は、生まれた年を1歳として数え、さらに元旦を超えるとさらに1歳を加算する数え方です。
ですので数え年の3歳でお祝いするということは、2015年11月の2歳1カ月の時に七五三をするということになりますね。
満年齢とは
お誕生日を起算とし、生まれた時は0歳、お誕生日を迎えて1歳ということになります。
ですので満年齢が3歳でお祝いするということは、2016年11月の3歳1カ月の時に七五三をするということになります。
七五三の3歳のお祝いはいつがおすすめ?
七五三のお祝いする年は、数え年と、満年齢の両方があることはわかりましたが、結局どちらでしたらいいのかが知りたいですよね。
これは昔は数え年でするのが一般的でしたが、今は満年齢でする方が一般的となりました。
ただし、お住まいの地域、また家系の風習があればそれに合わせてするのがおすすめですし、特にそういった風習がなければ、お子さんの様子や、お母さんの妊娠出産、兄弟の行事、また一緒にお祝いする親族の都合など、それぞれの家庭の事情などを考えてどちらのするかを決めるのが良いでしょう。
ちなみに最近は写真館などでたくさんの写真を撮る人も多く、それを考えると2歳1カ月で撮るのと、3歳1カ月で撮るのでは子どもの大きさ・着付けた感じ・落ち着きはまったく違います。(ここの1歳の差はかなり大きいです!)
特に女の子の場合は髪の毛の量なども気になってくるので、満年齢でした方がいい写真が残せるとか、神社でのお参りの時もおとなしくしていられる可能性も高く、そういったこともあって、最近は特にまだ小さい3歳の七五三は満年齢でする人が多いのかもしれませんね。
七五三は早生まれの子はいつするべき?
では子どもが早生まれの場合はいつするのが良いのでしょうか。
先程の2013年10月生まれの女の子の場合、満年齢だと2016年11月の七五三でお祝いをするということになりますが、その年で考えるともっと遅い生まれの子の場合は…
●2カ月遅れの2013年12月生まれの子なら2歳11カ月で、数え年なら4歳、満年齢なら2歳になる。
●同学年ですが早生まれの2014年3月生まれなら…2歳8カ月で、数え年なら、3歳、満年齢なら2歳になる。
どちらも満年齢では2歳で、数え年に至っては4歳と3歳になってしまうし、満年齢でするなら結局来年なの?と悩んでしまいますが、最近は「学年」というなじみが強くなっているので、学年で合わせて行うのが一般的ですので、2016年11月の七五三にお祝いをすれば良いでしょう。
★娘は3歳4カ月で七五三をしましたが、着物も嫌がらず、お参りもおとなしくしていられたのは良かったのですが、とにかく写真が全然だめでした。お参りに行った神社でもわざと変な顔をしたり後ろをむいたり、写真館でもまったく1人で立ってくれず、さすがのスタッフさんもお手上げ状態(=_=)でもさずがプロ!なんとかちょっと気分が上がったところを撮ってくれました。
ちなみにもっと小さい子(多分数え年で3歳)も撮影に来ていましたが、超ノリノリでポージング♪これは個人差かー(´・ω・`)と実感しました。
まとめ
日本には古式ゆかしい伝統的な行事がたくさんありますが、そのひとつひとつの行事のやり方や考え方は現代風に少しづつ変わってきている部分もある一方、昔ながらの風習が色濃く残っている地域や、おじいちゃん、おばあちゃんなどが伝統を重んじているなど、様々なケースが考えられます。
色んな意見や考え方があると、その度大変な思いをするかもしれませんが、きっと後にはやっていて良かったと思えるはずですから、是非主役である子どものことを一番に考えながら、みんなで無理なく楽しいお祝いをしてあげてくださいね。
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