結婚式の費用が予算オーバー!足りない金額を計算して削るところを見つけよう
2016/05/12
見るものすべてが素敵に見えて、あれこれお願いしていたらはじめの見積もりとはまったく違うスゴイ金額になっていることも!
そこでこちらでは結婚式の予算オーバーしてしまう原因と、実際にあとどれくらい予算が足りないのかを見極める方法をご紹介!
さらに今からでも間に合う費用を抑えるポイントもご紹介します。
結婚式の費用が予算オーバーしてしまう3つの理由
はっきり言って、仮見積もりからプラスにならなかったというカップルはほとんどいません!
その原因は大きく分けてこちらの3つが考えられます。
理由1 結婚式のこだわりが増えた
結婚式の費用が上がってしまう一番の理由はこれでしょう!
確かにランクの高いものの方が良く見えてしまうのは当たり前。
それでついお料理・衣装・アルバムなどすべてランクアップしたり、あれこれオプションをつけてしまっていませんか?
まずは一番こだわりたいところはどこだったのかを思い出して、何となくランクアップしたものがないかをチェックしましょう。
POINTお金をかけるところ(=譲れないところ)と、かけないところ(=こだわりがないところ)をもう一度考え直しましょう。
理由2 結婚式の招待人数が増えた
当初の予定から大幅に人数が増えていませんか?
確かに人数が増えれば料理・ドリンク・引出物などは人数分アップし、卓が増えれば装花やキャンドルなども増えるので金額は増えます。
でも会場費や衣装、映像や演出関係は頭割りにする人数が増えることになるのでその部分は単価が下がることになるので一概に金額が増えたとは言えないんです。
POINT費用は人数と比例するところもあるので合計金額だけで判断しないようにしましょう。
理由3 結婚式の仮見積りには入っていなかった
はじめにもらった見積りにはなかったものが追加されてませんか?
これはよく聞く話ですが特にこんなものが多いようです。
■結婚式が終わった後に普通のヘアメイクに直す「お引き上げ料」
■新郎の着替えなどの「新郎支度料」
■ウェディングケーキ入刀演出のための「ケーキ入刀料」
■ウェディングケーキを人数分にカットする「ケーキカット料」
■プラン内写真が1枚だったため両家分の「写真焼き増し代」
これらはかかることが予想されるのに、はじめから見積もりに入れない式場がほとんど!
初めから聞いておけばよかったのかもしれませんが、こんなものに料金がかかるなんて新郎新婦がわかっていないのも当然なので、想定内の出費と考えるしかありません。
結婚式の費用がいくら足りないかを計算してみよう
よく見積もりが上がると予算オーバーだと言いますが、実際にどれくらいオーバーなのでしょう?
まずはいくら足りないのかを計算してみましょう。
本当に予算オーバー?収入と支出を計算しよう
結婚式の見積もり額は数百万というのが当たり前なので、それを見ただけで「足りない!」と思ってしまいがちです。
でもゲストの人数もはっきりすればご祝儀額も大体見えてくるのでまずは結婚式の収入と支出の計算をしてみましょう。
【B】頂くご祝儀の予測金額
【C】結婚式場の見積もり
↓↓↓
A+B>Cなら予算内
A+B<Cなら予算オーバー
これではっきりといくら予算オーバーなのかが見えてきましたね。
では次に【B】のご祝儀を相場を参考に計算してみましょう。
結婚式のご祝儀相場はどれくらい?
ご祝儀は一般的に続柄でほぼ決まっています。(いずれも一人当たりの金額)
上司 約40,000円
親族 約64,000円
こちらは地域や新郎新婦の年齢などによっても変わりますが、こちらを元にご祝儀金額をざっと計算してみましょう。
ゲストや結婚式当日にかかる費用も忘れずに!
あと忘れがちなのがこちらの費用。
結婚式ではなく結婚式に付随する費用ですが結婚費用の一部として考えておく必要があります。
●車代
●スピーチをしてくれた方への謝礼
●式場スタッフへの心づけ
これで大体いくらくらいが予算オーバーなのかが見えてくるでしょう。
>>>ぜひこちらも参考に☆
結婚式のスタッフに心づけは必要?誰にいくら渡すのが相場?
結婚式の見積もりが予算オーバーしたらどこを削る?
予算オーバーの原因や金額がわかったら次は具体的にどこをどのように削ったらいいのか?ということですよね。
こちらでは1カ月前でも間に合うケチって見えない費用を抑えるコツやポイントをご紹介しましょう。
結婚式の料理内容を変更する
■コースをランクダウンする
→1ランクダウンで1人2,000~3,000円をカット。
最高ランクのコースでなく真ん中くらいのランクでも十分な式場は多い!
1ランク落としたらどれくらいのものになるのかをもう一度メニューを見て検討してみては?
■メイン料理だけランクアップ
→ランクダウン+メインのみアップで1人2,000~4,000円をカット。
まずはランクが低いコースに変更。あとはメインだけをランクの高いものに交換すれば1,000~2,000円のくらいのアップで済むことも。
注意料理内容は試食して決めるのがおすすめですが、日にちが近いと難しいこともあるのでプランナーの意見などを参考にしながら決めると良いでしょう。
■デザートブッフェはなし
→通常のデザートのみで1人1,000円~1,500円をカット。
コース料理でかなりお腹もいっぱい!
ウェディングケーキ以外のデザートブッフェは男性や年配者は食べない方も多いので、思い切ってデザートブッフェをやめてしまう方法もあります。
結婚式のドリンクの種類を見直す
ドリンクプランの相場は4,000円程度。
でもワンランク下げれば1人約800~1,000円をカットできます。
カクテルやジュースなど種類が豊富なプランは喜んでもらえるのかもしれませんが、実際にはそこまでこだわるゲストはほとんどいないので種類は多少減っても心配ありません。
注意シャンパンを別注するとかなり割高になるので乾杯用のシャンパンがついているプランを選びましょう!
結婚式のウェディングケーキを見直す
ウェディングケーキの相場は1人分1,000円程度。
でも季節外れのフルーツをたくさん使う、マジパンで作った人形を何体も飾る、手の込んだデコレーションをするなどの素材や形こだわりずぎると高額になります。
ウェディングケーキは本当に一瞬のもので、カットされればわからなくなってしまうと割り切ってスタンダードなものの中からピンときたものを選んでもいいでしょう。
結婚式の装花のランクを下げる
会場装花は15~30万円かかるとも言われ、結婚式ではかなりのウェイトをしめます。
色やお花の種類にこだわるとかなり高額になってしまうので、季節のお花とグリーンを上手に使ってボリュームは下げずに金額を抑えた装花ができないかを相談してみるといいでしょう。
結婚式のドレスを考え直す
ここは譲れないという花嫁も多いかもしれませんが、10万単位で費用を削りたいならここも見直しましょう。
ウェディングドレスも色ドレスも、金額は気にせず気に入ったものを選んだとしたら、どちらか譲ってもいいと思う方のランクを下げてもいいのではないでしょうか。
また新郎衣装も新婦に合わせ2着をレンタルしているなら1着にして、シャツ・ベスト・タイだけを変えるスタイルに変更しても良いでしょう。
結婚式のアルバムやビデオ撮影を見直す
ここも数万円から、場合によっては10万円近く削れることも。
確かにプロが作るウェディングアルバムは素敵ですが、もしデータがもらえるのであればウェディングアルバムは最低ランクのものでも十分です。
またデータさえあればあとから自分の好きな写真だけを使ったデジタルアルバムが作れたり、プリントしてゲストに渡すこともできますからね。
あとはビデオ撮影も挙式か披露宴か、自分が残しておきたい方だけを注文すると2/3程度の金額で済みます。
結婚式で使うペーパーアイテムを節約する
当日必要なペーパーアイテムと会場にお願いした場合はこれくらいの金額がかかります。
●席次表:約600円~1,000円
●メニュー表:約300円~500円
●プロフィール表:約350円~500円
トータル:約1,450円~2,300円
これが人数分と考えると高いと感じて手作りしようという人も多いのですが、手作りは思った以上に時間がかかります。
またゲストの名前や肩書など間違えてはならないことも多いので、既に結婚準備で忙しくあまり時間がないという人にはおすすめできません。
ですので式場で金額の安いものに変更するとか、席次表・プロフィール・メニュー表が一体になったものを選ぶなどが一番のコストカットになるはずです。
また最近ではネットで簡単に申し込みができるショップなどもあるので、持ち込みが可能であればそちらを利用するものいいでしょう。
まとめ
結婚式の費用を上手に抑えて素敵な結婚式にするコツは
●自分達に関わるあまりこだわりがないことをカットする
●料理や引出物などゲストに直接関わる部分はあまり落とさない
という2点です。
ますは2人でどれくらい予算がオーバーしているのかをしっかりと計算し、自分達が譲れないところはどこかもよく話し合ってステキな思い出に残る結婚式を迎えましょう☆