雛人形は二人目も必要?次女に買うものや2人で1つを共有する方法
2016/01/16
二人目の女の子の初節句!雛人形は買うべきか?買わないでもいいのか?迷いますよね。
正直二つを飾ったりしまったりする場所を考えるとちょっと難しいけど、何もないのは寂しい思いをさせてしまうかも?と思うとさらに悩んでしまうことも。
そこでこちらでは初節句を迎える次女の雛人形についてご紹介します。
雛人形は二人目の女の子にも必要?
本来ひな祭りに飾る雛人形は、ひとりひとりの災厄を身代わるという風習から誕生したもの。
女の子の厄(災い)を人形に移し、身代わりとなって川に流していた昔の風習があるため1人にひとつ持たせるのがしきたりとされています。
ですが最近では現実問題として場所もとるし、それなりの値段もすることから2つ目の雛人形を用意することは難しい家も増え、しきたりはしきたりとして割り切る家も増えています。
確かに本来雛人形は1人にひとつなのかもしれませんが、もし雛人形が長女の時に買ったものしかなかった場合、そのお雛様は「私はこの子(長女)のお人形だからこっちの子は見守るけど、あっちの子(次女)は知らないわ。」なんて思うでしょうか。
そんな意地の悪いお雛様はいないはずですよね。
だから無理に2つ用意する必要はないのです。
雛人形や代わりのものを次女に買う場合は?
長女の時に買ったような雛人形をもう1つ置くのは無理でも、大きくなった時のことを考えるとやっぱり次女用にも何か用意した方がいいと思う人もいるでしょう。
そんな時は長女の時とは違った少しコンパクトな雛人形を買うという方法があります。
次女にも雛人形を用意する場合
例えばこんな風に、それぞれの個性を生かした別の雛人形を選んでみてはいかがでしょう。
◆長女:親王飾り→次女:木目込み人形の5人飾り
◆長女:親王飾り→次女:ケース入りの立雛
◆長女:段飾り→次女:ケース入りの三段飾り
◆長女:木目込み2段飾り→次女:木目込み親王立雛
次女には雛人形ではなく小物を用意する場合
スペース的にちょっと厳しい場合は、こちらの小物などを買うという方法もあります。
◇市松人形
◇羽子板
◇つるし雛
雛人形を仲良く2人でひとつを共有する方法
次女用には別に小さい雛人形や小物を用意するとは言っても、それなりにしまう場所も飾る場所も必要にはなりますし、出費が厳しい場合もあるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、長女の雛人形を買った時についてくるオルゴールなどのついた名札と同じものを次女にも作って、ひとつの雛人形の前にふたつ並べて飾る方法です。
これなら場所的にも金銭的にも最小で済みますよね。
…ただこれには1つだけ注意してほしいことがあります。
この方法の場合、親御さんは小さい時から「雛人形は家の女の子みんなのもの」と言う認識を持ち、これは周りの人達が「みんなの成長を願っている証」なんだということをしっかりと説明してあげてほしいのです。
これなら誰の雛人形ということにはならずに1つの雛人形で気持ち良くおさまるはずですし、もし今後女の子が増えてもその度に悩む必要もなくなります。
まとめ
こういった風習には絶対というきまりはないので、各ご家庭に合った方法を選ぶのが一番です。
もし次女には小さい雛人形を買ったのなら、雛人形の違いはそれぞれの個性なんだということを教えたり、1つの雛人形にしたのなら、それを兄弟みんなで仲良く大事にしていく気持ちを養うことが、最近の子供、そして家庭事情にも合った大切な「桃の節句」の教えになるのかもしれませんよ。
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