インフルエンザB型に感染した子供の症状と熱と治療薬【体験記】
2018/01/17
インフルエンザの予防接種は毎年子供も自分もやっていますが、とうとう娘が今年初めてインフルエンザB型に感染してしまいました。
感染すると普通の風邪とはちょっと違ってかなり辛そうなので親としてはなかなか熱が下がらないといつになったら下がるの?とか、もう一度病院に行った方がいい?と心配になりますよね。
そこで少しでも同じような子どもを持つ親御さんの参考になればと思い、インフルエンザに感染してしまった5歳の娘の熱と症状の経過と、かかりつけの病院でもらった薬などをご紹介します。
インフルエンザB型に感染!そのはじまりは?
発症日【0日目】
保育園に通う娘。そろそろいつものお迎えという時間に電話が鳴りました。
「○○ちゃん頭が痛いというのでお熱を計ったら37.7度ありまして…。お迎え大丈夫ですか?」
とにかく急いでお迎えに行き、そのまま病院に直行。
保育園でもインフルエンザに感染してお休みしている子供がいるとは聞いてたけどまだ1-2名くらい。一応病院の先生には通っている保育園を伝えると
「多分◇◇保育園なら溶連菌でしょ。今いっぱい来てるからね。」
とのことで早速溶連菌の検査をしてみたらやはり陽性反応が。
「はい、お母さん、溶連菌ね。」
ただ、かなり頭が痛いと言っていたのでそれを聞いてみると
「熱が上がってくると頭は痛くなったりするからね。」
とのこと。
「じゃ溶連菌の薬出すから。ただお母さん、明日になっても熱が下がらなかったらインフルエンザの検査するからまたきてくれ。」
と言われたので寝る前にも熱を計ったけど37.8度だったので溶連菌だけで済みますようにと祈りながら就寝。熱よ下がれ~☆彡
インフルエンザと診断された子供の症状と熱の経過
発症後【1日目】
願いも虚しく朝には39.0度まで熱が上昇。さらに頭が痛いとぐずりっぱなし。いや~な予感…。
早速病院に行ってみたところ即、鼻に長い綿棒のようなものを入れてインフルエンザの検査をしたらあっさり陽性反応が。
人生初のインフルエンザ感染です。(゚д゚lll)ガーン
ここで先生に言われたのが
多分言われたのはこのくらい。まさか!というショックもあって、他に言われたことがあったようなないような…よく覚えていません(*´Д`)
<発症1日目のその後の熱と症状の経過>
この日は昼からタミフルを投与。とにかくずっと頭が痛いが続く。
夜までほとんど熱が下がらないので夜には解熱剤(カロナール)も服用して20時ちょっと前に就寝。
熱が高いせいか夜も寝言を言いながら泣き叫んだりが1~2時間おきに続きました。
発症後【2日目】
朝には37度まで下がったので、このまま下がるか?と思いきや、夜には一気に39度まで上がり焦ってまた就寝前には解熱剤を服用。
しかもまだ頭が痛いも続いていて昼間は寝ているかテレビを見ているか、お腹が空いたと言ってハイチューをねだるかのみ(笑)
頭痛の特効薬はないが娘いわくハイチューで治ると言うので仕方なく…。体力を奪われてしまっているせいかお昼寝をしていても18時には眠くなったとぐすりだし18時30分には就寝。
発症後【3日目】
朝には37度まで下がっていたが、やはりまたどんどん上がりだす。
これが先生が言っていたダラダラ続く熱というヤツか?しかもまだ頭痛も消えないようで髪の毛を両手でくしゃくしゃにしている姿が痛々しい…。こんなに頭痛が続くとつい脳症とかは大丈夫?とちょっと不安になります。
この日も昼間は前日同様、寝るかテレビを見るかなぜかハイチュー食べたいと言うのみ。
さらに体力を消耗しているせいかこの日はさらに早く18時には就寝。
発症後【4日目】
久しぶりの36度台。
やっと熱が下がったかな?と思ったが、昼以降は37度台になり咳と鼻水がちょっと出始める。
ただ本人は頭痛もなくなって熱も下がってきたのでいよいよテレビも飽きて、「つまんないー、何をしたら良いの?つまんないー。」が始まる…。元気になってくれたのは嬉しいがちょっと面倒。
しばらく放っておいたらなぜか部屋の中で縄跳びをし始めました。本当に子供って回復が早くて元気です。
お昼寝はほぼ無理矢理に1時間半くらい。熱が下がったのでこの日からお風呂に入り19時30分頃には就寝。
発症後【5日目】
一日通して36度台。
処方されたインフルエンザの薬もこの日でなくなるので病院に行き再診したけど特に問題はないけど、登園していいかどうかは明日もう一度診察して決めましょうとのこと。
薬はインフルエンザは飲み切ったら終わりだけど溶連菌の薬だけは続けて飲むように言われました。
娘は食欲も徐々に戻り本来の元気を取り戻してきた感じだけどまだ体が疲れているせいかお昼寝もしっかり2時間。20時には就寝。
発症後【6日目】
再度先生の診断の結果、明日からは登園OKとのこと。
もうすっかり元気になったので本当に良かった(*´▽`*)
この日は少し遅くなってしまい20時ちょっと過ぎに就寝。
やっと看病からも解放される~!と思ったのも束の間
私の体の節々が痛みだし悪寒そして微熱が…(((( ;゚Д゚)))
●マスクをずっと着用、1日3回は交換
●24時間部屋の加湿
●1日1度は換気
●触ったもののアルコール消毒
●食事は別室で食べる
できる限りの対策はしたもののやはり24時間同室で一緒に過ごすとなると二次感染を防ぐのはちょっと難しかったようです。
【追記】翌日病院に行って検査をしたら見事にインフルエンザB型に感染していました…(´;ω;`)
インフルエンザB型の代表的な症状の特徴と実際の症状
色々調べてみたところインフルエンザA型もB型も共通する症状はありますが、特にB型の症状の特徴はこちら。
- 急な38度以上の発熱 ★
- 解熱時間が長引く ★
- 頭痛 ★
- 下痢や腹痛など
- 咳や喉の痛み ★
- 関節痛や筋肉痛
インフルエンザB型は気管支系・消火器官系に炎症を起こしやすい傾向があると聞いてたけど娘に当てはまったのは★印の4つ。
また熱も微熱程度で済むこともあり、ただの風邪と間違いやすいとも言われているのであくまでも症状には個人差があるようです。
インフルエンザの治療薬!子供に出されたのはこれ
発症日0日目では「溶連菌」と診断されたのではじめはメイアクトと解熱剤のカロナールだけを処方されました。
でも翌日にはインフルエンザと診断されたのでさらにお薬が追加されこの4つを飲みました。
■タミフルドライシロップ:朝夕(左上)
インフルエンザウィルスの増殖を抑え、ウィルスが引きおこす症状を治療する薬。
■メイアクト:朝夕(左中)
細菌の細胞壁合成を阻害し、最近の増殖を抑え、最近にようる感染症を治療する抗生物質。(溶連菌への処方)
■コタロー麻黄湯エキス:朝昼夕(左下)
発汗を促し、熱を下げ、席を鎮める作用があり、風による高熱・悪寒・節々の痛み・鼻づまり・咳などの症状を改善する薬。
■シロップ(プルスマリンA+カルボシステイン):朝昼夕(右)
痰や膿を薄めて、痰や鼻汁、耳にたまった液を出しやすくする薬。
ちなみにインフルエンザと診断されると一般的に治療薬として
- 飲み薬…タミフル
- 吸入薬…リレンザ、イナビル
- 点滴…ラピアクタ
などの「抗インフルエンザウイルス薬」が処方さるんですがやはりまだ5歳ということもあってか、点滴や吸入薬ではなく飲み薬のタミフルでした。
でも子供もしっかりと飲んでくれたしよく聞くような奇行もなくて幸いでした。
注意処方されるお薬は子供の症状や病院の先生によって違うのであくまで参考までに見てくださいね。
まとめ
今回は娘がインフルエンザに初めて感染してしまい熱もなかなか下がらず頭痛も続いて本当に大変でしたが、病院での診察と薬などのおかげで無事回復することができました。
なかなか良くならないと不安になってつい症状や回復する時期やもらった薬などを調べてしまい、調べてたことでさらに不安になってしまう…そんな親御さんも多いと思います。だって私もそうでしたから^^;
でも症状には個人差があるのでどうしても心配であれば自分で判断せずにかかりつけ医にもう一度診察してもらうか、別の病院に行くなどしてみると良いでしょう。
ただしお母さんの不安な気持ちは子どもにも伝わってしまうのでまずは子供の症状をしっかりと見守りながらお子さんが安心して休める環境を作ってあげてくださいね。
そして私のように二次感染しないようにお母さんもできることはすべてやってみてくださいね。
>>>インフルエンザになった6日間に子供が食べた食事