インフルエンザはいつから出勤できる?3日後でも出勤したい場合はどうする
2018/01/11
急な発熱と節々の痛み…まさかと思って病院に行ったらインフルエンザと診断されてしまった!
でも大事な仕事があるからそんなに長くなんて休めないし、熱も下がって体の痛みもなくなったから早く会社に復帰したいという人もいるでしょう。
でも症状さえ治まったら出勤してもいいんでしょうか。
そこでこちらではインフルエンザと診断されたらいつまで休まないといけないか、症状がなければ発症3日後に出社してもいいか、また早く復帰する方法などとにかく早く会社に行きたい人が気になることをご紹介します。
インフルエンザになったらいつから出勤してもいい?
今は仕事が忙しい人がとっても多いですからインフルエンザになっても熱も下がって元気になったら会社に行きたいという人も少なくないですよね。
でもいくら熱などの症状がなくなったからと言っても自己判断で出社してはいけません。
インフルエンザなど感染力の高いウィルスに感染した場合、多くの会社では出社停止期間が定められているはずなのでそれを守らないといけません。
インフルエンザの出勤停止期間
学校の場合は出席停止期間は学校保健安全法で「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日(幼児にあっては3日)を経過するまで」とはっきりと定められています。
でも多くの会社の場合、こういった決まりはないのでまずはインフルエンザに感染したらあなたの会社はどのくらい休まないといけないかという規則を確認する必要があります。
ちなみにいくつかの会社の対応を調べてみたところ「発症後5日かつ解熱後2日」という学校保健安全法を適応している企業も多いけれど規定はさまざまです。
- 無条件で1週間出社禁止
- 発症後最低2日かつ医師の指示通り
- 熱が下がってから2日後
- 医師による診断で問題なしとなるまで
- 症状がなくなれば出社可能
- 熱が下がり咳が出ていなければ可能
- 特に決まりはなし
インフルエンザに感染して3日後に出勤は可能?
インフルエンザにかかって3日後に出勤してもいいかどうかは会社の規則次第です。
先程ご紹介した各社の対応でも症状次第では発症して3日後に出社可能なところもあれば不可なところもあります。
【出勤可能】
- 発症後最低2日かつ医師の指示通り
- 熱が下がってから2日後
- 医師による診断で問題なしとなるまで
- 症状がなくなれば出社可能
- 熱が下がり咳が出ていなければ可能
- 特に決まりはなし
【出勤不可】
- 無条件で1週間出社禁止
- 発症後5日かつ解熱後2日
POINT病院に行くといつ熱が下がったかが大きなポイントになりますから、熱はこまめにきちんと計っておきましょう。
インフルエンザ感染3日後は治っても注意が必要
インフルエンザにかかっても1日で症状が治まることがありますが発熱などの症状が消えたからと言っても治ったわけではないんです。
大体インフルエンザと診断されるとタミフルやイナビルなどの抗ウィルス剤を処方され服用すると体内のインフルエンザウィルスを増やさないようにするので、熱などの症状は一時的に治まることもあります。
でもインフルエンザウィルスの排出量は発症後24時間~72時間がピーク。
平熱に下がった後も48時間(2日間)はまだ強い感染力を持っているし、さらにその24時間後(3日間)までは体内にウィルスが残っているので誰かにうつしてしまう可能性はとても高いんです。
だから解熱後最低でも2日間は出社しないというのが一般的な認識だし、できればウィルスの活動がおさまるまでの3日間は安静にするべきなので発症3日後は出社可能なギリギリの日と考えられるでしょう。
注意ちなみに発症後3日で出勤できるとすれば、発症1日目(1月10日)に診察を受けてインフルエンザと診断。その後抗体インフルエンザ薬を投与し、当日に熱が下がれば3日後(1月13日)には出勤できるということです。
インフルエンザに感染して早く出勤してくる人をどう思う?
仕事が忙しいと、とにかく一日でも早く会社復帰したいということで頭がいっぱいになる人もいるでしょう。
でもインフルエンザにかかって無理して出勤してきた人を周りの人達はどう思うでしょう。
そこで独自にインフルエンザにかかったけど早く出社してきた人、また早く復帰したいと考えている人をどう思うかを調べてみました。
お願いだから会社を休んで下さい。自分は良いけど家には年寄りがいてもし感染してしまったら最悪死に至ることもあるのです。インフルエンザにンザにかかった人は外出しないで治るまで安静にして下さい。
熱が下がっても1週間はウィルスをまきちらします。私もうつされてすごく迷惑でした。自分の体のことももちろんですが、周りへの迷惑を考えて休むべきだと思います。
非常にまじめで仕事に対して責任感が強いのだと思いますが、無理をして人にうつしたり症状が重篤に成ると取り返しがつきません。仕事をしたいからと菌を巻き散らかそうとする行為はどうかと思います。
私の会社ではインフルエンザになったら4~5日の休養が推奨されています。熱があるのに出社した人の周りでは「来んなよ…(怒)」という空気がありありです。
そのやる気は元気な時に発揮するべき。1週間1人が休むというのと会社全体で長期間に渡って感染症が流行するのとでは、どちらが会社にとってダメージが大きいかを考えてほしい。
やはり治ったといってもしばらくはインフルエンザを保菌しているという認識が広がっているので、正直迷惑と思っている人は結構多いようです。
なのでできるだけウィルスが体内に残っている期間は休む。
もしくは会社が認めた上でどうしても出勤するならば忙しいという自分の都合を考えるだけでなくマスクをする、抗菌ジェルを持ち歩くなど周りへの配慮も忘れないようにしないとですね。
インフルエンザの症状を早く抑えて出勤する方法
とにかくいつから出社できるかは会社の規定があればそれに従うべきだし、もし規定がないのであれば医師の診断に従うか最低でも3日は休むべきなのはわかった。
でもとにかく早く会社に行きたいんだ!という人もいるでしょう。
もし医師の許可があれば出社してもいいという会社なら、早く出社したいことをうったえれば状況を見て出社許可を出してくれる病院もあるのでそういったところを探して診断してもらうという方法があります。
でも会社で休む期間が決めれられているなら早く出勤する方法なんて正直ありません。
もし発症した日を偽って無理矢理出勤しても会社中に菌をまき散らし、多くの人に感染させてしまったら大変なことになるので決まりがあるなら従うしかありませんね。
一日でも早く仕事復帰をするためにしたいこと
では少しでも早く出社可能にするためにどんなことができるかと言うと、早期診察・早期治療です。
とにかくおかしいなと思ったら早めに病院に行って診断してもらい、薬を服用します。
薬は早く飲めば飲むほど楽に、そして早く治ります。
またインフルエンザと診断された日が1日目となりますから、1日診断が遅れればその分休まなくてはいけない日は増えてしまうので、なるべく早くインフルエンザと言われた方が休む日は少なくなりますよね。
あとは仕事のことは気になるでしょうが、とにかく早く治すことに全力を注ぐことです!
②体を温める
③部屋の湿度を上げる
④水分を摂る
⑤栄養補給する
POINT無理して出社するよりも、復帰した日からバリバリ働ける方が効率もいいし周りの人に迷惑をかけることもありませんよ。
まとめ
仕事が忙しくて会社を休めない人って本当に多いと思います。
でも無理したり嘘を言って出社しても自分も周りも良いことは何もありません。
ここは「頑張り過ぎないでというメッセージなんだ」くらいの気持ちを持って、とにかくできるだけ早く病院に行って薬をきっちり飲み、たっぷり寝て元気になることを一番に考えて一日も早く出社できるように努めてくださいね。
>>>インフルエンザ解熱後何日で出勤可能?感染期間と咳の感染力は?