お弁当の傷みにくいおかずや腐らない方法!保冷バックやアイテムで効果をアップ
2020/06/26
湿気の多い梅雨、暑い夏は、手作り弁当にとっては最も過酷な時期。特に外回りや、外での仕事のお父さんの場合、持っていったお弁当が傷まないかが心配になりますよね。
そこでこちらでは傷みにくいおかずや、腐らないようにするための方法、また夏場に役立つ便利アイテムをご紹介します。
手作りのお弁当で傷みにくいおかずは何?
まずはじめに傷みにくいお弁当のおかず作りの4つのポイントがこちらです。
2. よく火を通す(半熟や表面だけ焼かない)
3. 「生」がつくものは使わない(未加熱もやめよう)
4. 水分を取り除く(汁気や水気のないものを入れよう)
これを踏まえて傷みにくいお弁当のおかずや、避けた方がいいおかずをいくつかご紹介しましょう。
調理法も工夫した傷みにくいおかず10選
早速傷みにくいと言われているおかずを簡単な調理法と共にご紹介します。
◆鮭の味噌焼き
みりんと味噌を混ぜ、鮭の表面に塗ってラップしておき、グリルで焼く
◆エビのカレー炒め
エビを開いて片栗粉をまぶして焼き、カレー粉で味付けする
◆牛肉とごぼうのしぐれ煮
生姜を使い、濃いめの味付けで汁気がなくなるまで煮る
◆鶏の甘酢煮
甘酢を絡めると更に効果的
◆揚げ物
からあげ、カツ等。野菜なども揚げちゃうとおかずが完成します
◆肉のシソ巻き
豚肉等にシソを巻いて、醤油・みりん・砂糖で味付けします
◆生姜焼き
豚肉に軽く小麦粉をまぶして焼くと生姜がまんべんなく表面につきます
◆煮物
芋以外の根菜と肉を使い、しっかり煮て煮汁を飛ばします
◆卵焼き
中までしっかり焼いた、砂糖などで濃い目に味付けしたもの
◆ウインナー
レンジでチンして、表面を焼いたもの
副菜としては、きんぴらごぼう・佃煮などがおススメです。
おすすめ!太字になっている調理のポイントを参考に、色んなアレンジをしてみましょう。
できれば避けたい!傷みやすいおかず9つ
よく足が早いと言われる、傷みやすいおかずはなるべく入れないようにしましょう。
●野菜炒め・ほうれん草のおひたし
水分が多いものは傷みが早い
●ポテトサラダ
マヨネーズは傷みが早い
●コロッケ
じゃがいもなどのイモ類は傷みが早い食材です
●ゆでたまご
半熟は絶対にNG!固ゆでなら良いが、卵焼きの方がベスト
●レタスなどの生野菜
生は水分が多いので腐りやすい
●ちくわ・かまぼこなどの練り物
未加熱はNG。入れる時は加熱してから入れましょう
●プチトマト
入れる時はヘタを取って!ヘタに雑菌が付きやすいのです
●漬物
浅漬けは傷みが早い
●混ぜご飯・炊きこみご飯
色んな具が入っているご飯は具が傷みやすいので白米が◎
おすすめ!調理法に注意すれば傷みにくくなるおかずもあります。
お弁当が腐らないようにするアイデアとアイテム
傷みにくいおかずや傷みやすいおかずを選ぶことの他にも、ひと手間加えるだけでお弁当が腐らない度がグッと上がるコツがあります。
お弁当が腐らないための一工夫6つ
①おかずはよく冷ましてから詰め、ご飯が冷めてからフタをする
→熱がこもってつく水分がお弁当が傷む原因になってしまうので冷めてから蓋をする
②なるべく前日の作り置きはやめる
→もし入れる場合は一度加熱して冷ましてから入れる
③冷凍食品を凍ったまま入れる
→保冷剤代わりになって◎。凍ったままの枝豆なども効果的です
④おにぎりを握る時はラップなどに包んで握る
→雑菌が入るのを防ぎます
⑤ご飯を炊くときお酢をほんの少しいれる
→酢には食べ物を傷みにくくする効果があります
⑥ごはんに梅干しを入れる
→梅干しには防腐作用があります。減塩やカリカリ梅じゃない昔ながらのものを。
夏場のお弁当にぴったり!腐りにくくする方法と便利アイテム
傷みにくいおかず、そして腐らないための一工夫もしたけどもっと安心できる何かを試したい!
そんな時は是非こちらも併せてやってみましょう。
お弁当を腐りにくくするお助けアイテムを使おう
お弁当を腐りにくくする便利なアイテムも色々あるので、特に暑い夏の間だけでも使ってみてもいいですね。
【抗菌シート】
よく仕出しのお弁当などについているシートですね。
ワサビやからしに含まれるアリルイソチオシアネートという成分が、食中毒の元となる菌の増殖を抑えてくれます。
【冷却剤が一体型のお弁当箱】
蓋の中に保冷剤が入っている二弾が他のお弁当箱。
フタごと凍らせるのでまんべんなく冷却効果を発揮してくれますね。
【保温保冷ポット】
保温も保冷も可能な真空二重構造のお弁当箱。
暑い夏なら冷たい麺やサラダなどを持っていくのもいいですね。
お弁当は保冷バッグで効果をアップ
腐らない工夫をしたお弁当は保冷バッグに保冷剤を入れて持っていってもらいましょう。
さらに冷房の効いた部屋に置いてもらうのがベストです。
これでお弁当が腐ることはまずないでしょう。
でも外回りや外での仕事だと涼しい場所に置いておくことができない人もいますよね。
そういう時は100均でも売ってる冷蔵のお菓子などが包まれていた銀のシートに包んでから入れるとさらに保冷効果はアップします。
もしそんな保冷用の銀のシートがないなら凍らせたペットボトルがおすすめ!
お弁当の上に置いておくとお弁当の保冷効果をアップするだけじゃなく、お昼に冷たいお茶も飲むことができるので一石二鳥です(*^-^*)
✔お弁当は保冷バッグに入れて涼しい場所に置く
✔無理ならお弁当を銀のシートで包み凍らせたペットボトルを上に置く
夏のお弁当の保管はこれで決まりです。
お弁当の傷みやすいおかずと保冷できるアイデア~まとめ~
なるべく安心してお弁当を食べてもらうためにしたいこと。
●腐りにくいおかずを選ぶ
●腐りにくくするためにひと手間かける
●腐りにくくできる便利なアイテムも併用する
あとはいくら腐らないように頑張って作っても車中に何時間も置き去りにする、日当たりの良いデスクにおいたままなどではどうしても傷んでしまいます。
ちなみに我が家の夫はいつもその辺にお弁当を置いておくらしいのですが一度だけ「今日の唐揚げ。納豆味なんて珍しいね」って言ったことがあります。
え ((ll゚゚Д゚゚ll))
あるかいっ!そんな味付けの唐揚げがっ!!
無関心な旦那の行動はホラーでしかない(笑)
なのでお弁当はなるべく涼しいところに置いてもらうようにお願いして、おいしく安全にお弁当を食べてもらいましょう。